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江の島散策 その2 (H24.2.3)

江の島サムエル・コッキング苑


江の島展望灯台サンセットテラスから



江の島展望灯台から



江の島サムエル・コッキング苑入口

江の島サムエル・コッキング苑

江の島サムエル・コッキング苑の名前は、この地に最初に庭園を造ったイギリスの貿易商サムエル・コッキングに由来しています。

コッキングは横浜で貿易商として成功し、明治15年(1882年)から数年かけて江の島の頂上に和洋折衷の大庭園を造営しました。


庭園の総面積は1万平方メートルを超え、園路、石垣・築山、池、花壇のほか、広さ680平方メートルもの温室も作られました。

この温室は、当時日本一の広さで、温室の中はもちろん、庭園内には熱帯・亜熱帯の植物が生い茂り、さながら南国のたたずまいを現出していたと言われます。


騁碧亭



江の島展望灯台


昭和24年からは「江の島植物園」として親しまれてきましたが、平成15年4月、江ノ島電鉄の改行100周年記念行事による展望灯台の建て替え似合わせて大々的に再整備され、「江の島サムエル・コッキング苑」として生まれ変わりました。

今でも苑内には当時を偲ばせるシマナンヨウスギ、クックアロウカリア、タイミンチクなどが残っています。

コッキングの造った庭園は、時代の変遷、特に関東大震災の災害などによって荒廃し、温室の昭和24年の整備時に地中に埋められました。


江の島展望灯台



江の島展望灯台からの展望 片瀬海岸



江の島展望灯台からの展望 片瀬海岸〜鎌倉



江の島展望灯台からの展望 片瀬海岸〜稲村ヶ崎 

苑内にはさまざまな南洋植物や四季折々の草花が植えられていて、訪れる人の目を楽しませてくれます。

特に12月〜4月にかけては数多くの椿の花が見事に花開くそうですが、今年は開花が遅くまだあまり開花していませんでした。


ウインターチューリップが見頃を迎えていました。


また、この再整備に合わせて、藤沢市の姉妹・友好都市のコーナーが作られました。

なかでも中国・昆明市のコーナーにある中国伝統建築様式の四阿
(あずまや)、「騁碧亭(ていへきてい)」は、このために現地から職人に来てもらい製作したものです。

マイアミビーチ広場は、苑内からの眺めがマイアミビーチに似ていることから名付けられものです。


江の島展望灯台からの展望 三浦半島



江の島展望灯台からの展望 湘南海岸 



江の島展望灯台からの展望 湘南海岸〜小田原 



江の島展望灯台からの展望 丹沢 

サムエル・コッキング苑内にある、「江の島展望灯台」は環境に配慮した、特徴的な逆円錐形となっています。

海抜101
.56mの展望フロアからは、天気の良い日には富士山を始め伊豆半島や箱根、丹沢の山々、大島、三浦半島、横浜ランドマークタワーが一望できます。

また、展望フロアの上には屋上展望台があります。



江の島展望灯台からの展望 三浦半島 


この展望台には、写真でもわかるように、エレベーターを中心に螺旋階段が付いていますので、屋上展望と同じく風を感じながら絶景を楽しむことができます!

この階段は下り専用です。


サムエル・コッキング苑のチューリップ


江の島ヨットハーバー


江の島展望灯台からのヨットハーバー 



江の島ヨットハーバー 左はさざえ島への遊歩道



江の島ヨットハーバー

江の島ヨットハーバー

江の島の東側にある湘南港は、昭和39年(1964年)、東京オリンピックのヨット競技場として整備されました。

オリンピックでは参加国40カ国、参加選手261人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦いました。


以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献しています。

現在は、約1000隻のヨットが収容されています。


江の島ヨットハーバー



さざえ島とタイドプール



さざえ島

閉鎖的なヨットハーバーよりも、その景観を共有し、市民の誰にも楽しめる開放的な憩いの場としての「新しい役割」を担うヨットハーバーとして、センタープロムナード、さざえ島、タイドプール、海釣り広場などが整備されています。

さざえ島は1999年に整備された遊歩道と人工島状の高い部分からできています。

サザエ島周辺はタイドプールになっており、安全に磯遊びを楽しむことができます。



関連するホームページ

 藤沢観光協会


 江の島マニアック


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江の島


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