散策スポット・北海道東北

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

まつだ桜まつり その1 (H24.3.16)


山頂バス停留所付近の光景



山頂バス停留所付近の光景

神奈川県北西部の松田町で、2月11日(土)〜3月25日(日)の間、第14回「まつだ桜まつり」が開催されています。

当初予定は3月11日(日)まででしたが、今年は桜の開花が遅かったため、桜まつりの期間が2週間と大幅に延長されました。



早咲き桜と富士山


「まつだ桜まつり」の会場は、富士山や足柄平野、相模湾が見渡すことができる、松田山の中腹にある西平畑公園です。

西平畑公園は、松田山全山公園化事業の一環として整備された公園です。

公園内には松田山ハーブガーデン、子どもの館、芝生広場、ふるさと鉄道(ミニSL)、自然館、遊歩道など自然にふれあうスポットがあります。


早咲き桜と富士山



早咲き桜と富士山



早咲き桜と富士山



早咲き桜と富士山

この公園内の松田山の斜面に、約260本の早咲き桜(河津桜)が植えられています。

早咲き桜(河津桜)は急な斜面に植えられており、斜面の中にジグザクの遊歩道(桜並木)が設けられており、斜面を右に左に蛇行しながら桜を観賞できるようになっています。

しかも、天気の良い日には富士山を間近に見ることができ、桜と富士山のコラボレーションを楽しむことができます。



早咲き桜と富士山


小田急線新松田駅あるいはJR御殿場線松田駅のホームから、前方の山の斜面にピンク色に染まった桜まつり会場を望むことができます。

山頂の桜まつり会場までは小田急新松田駅から徒歩約25分、JR御殿場線松田駅北口から徒歩約20分で行くことができます。


早咲き桜と富士山



ふるさと鉄道沿いの桜



ふるさと鉄道

JR御殿場線松田駅北口から案内板に沿ってだらだらとした上り坂を10分程度進むと桜まつり会場入口です。

ここから松田山ハーブガーデンのあるメイン会場までは、遊歩道が設けられており、その左右に桜が植えられています。

したがって、左右の桜を眺めながら登ることになります。



見晴台付近の桜と菜の花



見晴台付近の桜と菜の花


3月12日に曽我梅林に行きましたが、この時に御殿場線松田駅のホームから山の斜面を見るとピンク色ではなくて、蕾の茶褐色の感じです。

見頃はまだまだ先の感じでしたが、曽我梅林の帰りに念のためにチェックしようと松田駅の北口に出ると「早咲き桜5分咲き」との表示が出ていました。


見晴台付近の桜と菜の花



見晴台付近の桜と菜の花

本当かなと思いましたが、ちょうどシャトルバスがきましたので、下見を兼ねて山頂のメイン会場まで行くことにしました。

メイン会場付近は5分咲き〜7分咲き程度と随分開花が進んでいましたが、5合目から7合目付近まで降りてくると3分咲き程度で、見頃は1週間程度先かなという感じでした。



9合目付近の遊歩道から



9合目付近の遊歩道から


ところが12日から晴天が続き、20度近くまで気温が上昇した日もあったことから、急速に開花が進んだようです。

「まつだ桜まつり」の開花情報をチェックしていると、「12日は5分咲きでしたが、13日は5分〜6分咲き、14日は7分咲き、15日は見頃になってきています」と1日ごとに開花が進んでいます。

このため、週末は天気が悪いこともあり、急遽16日に訪ねることにしました。


9合目付近の光景



9合目付近の光景



9合目付近の光景

「まつだ桜まつり」の一番のポイントは、富士山を見ることができるか否かということです。

12日に曽我梅林を訪ねたときは、9時30分頃から急に雲が出てきて富士山が見えなくなってしまいました。ということで9時までが勝負と、朝一番で行きました。

一番乗りかと思いましたが、すでに山頂では三脚を据えたカメラマンが熱心に撮影していました。



9合目付近の光景 左上は見晴台


シャトルバスの山頂駅の前にある「子供の館」を右手に見て奥の方に進むと、「ふるさと鉄道駅」「自然館」などがあります。

「子どもの館」から「自然館」の間の遊歩道沿いにも早咲き桜(河津桜)が植えられています。

この付近の桜も見頃を迎えていました。


9合目付近の光景



遊歩道の桜



遊歩道の桜

「ふるさと鉄道」は、山岳鉄道の「シェイ式蒸気式機関車」と小田急の「ロマンスカー」とが運行されており、始発の「ポンポコ駅」から終点「コンコン駅」までを往復します。

高低差は30m、片道600m、約30分の列車の旅です。

どちらも実物の1/6スケールで、5両編成、20人乗りです。

途中、スイッチバックや鉄橋、踏切もあり子どもに大人気です。


「子どもの館」の前方が、桜を眺めながら松田山の斜面を歩くことができる遊歩道の最高地点になっています。

シャトルバスの通行する道路には桜は植えられておりませんので、松田山の斜面に植えられている桜を観賞するには、この遊歩道を歩く必要があります。


遊歩道の桜



遊歩道の桜



遊歩道の桜



遊歩道の桜と菜の花

今回は小田急線新松田駅から徒歩で往復しました。

遊歩道からは斜面の位置の関係で、富士山を見ることがほとんどできませんが、1個所富士山の撮影スポットが設けられています。

撮影場所には大きな三脚が設けられており、一人しか入れませんので、皆さん順番を待って桜と富士山を熱心に撮影していました。



遊歩道の桜と菜の花


この付近の桜は開花が遅れており、8分咲き程度ですが、撮影スポットの三脚の上から見下ろすと殆ど蕾のように感じられました。

河津桜も見る角度によって花の感じが随分と異なるようです。


遊歩道の桜と菜の花



遊歩道の撮影ポイントから この付近は開花が遅れています



遊歩道の撮影ポイントから

「まつだ桜まつり」ではライトアップが行われます。

ライトアップは、5分咲き程度から開始されるということで、今年は3月10日から3月25日の間、行われます。

点灯時間は午後5時から午後9時です。


アクセス

小田急線新松田駅から徒歩25分。

JR御殿場線松田駅北口から徒歩20分。

JR御殿場線松田駅北口からメイン会場まで30分間隔でシャトルバスが運行されています。見頃の時期は臨時便が増便されます。

料金は片道150円です。


遊歩道入口付近の光景



早咲き桜(河津桜)


駐車場


メイン会場付近は約50台です。

混雑時は臨時駐車場を利用し、シャトルバスでの移動になります。


関連するホームページ

 まつだ桜まつり





 まつだ桜まつりその2へ



        風来坊


早咲き桜(河津桜)


目次  TOP 前ページ 次ページ HOME