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大井町篠窪「蜂花苑」の菜の花と富士山 (H24.3.31)


富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花

大井町は神奈川県の南西部にあり、町の西端を酒匂川が流れています。

東西約5.6Km、南北約5.2Kmの小さな町で、北は松田町と秦野市、東は中井町、南は小田原市、西は開成町に接しています。

都心から約70Km、横浜から約50Kmの距離にあります。



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花


大井町は、町内のどこからでも四季折々の富士山を楽しむことができます。

そのポイントの一つ、ひょうたん池から見える富士山は、「関東の富士見100景」の一つに選定されています。

3月には池の周りに広がる菜の花畑の向こうに浮かぶ富士山を楽しむことができるとのことです。


富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花

今回はひょうたん池ではなく、大井町篠窪地区を訪ねました。

大井町篠窪地区は、海抜約250mの丘陵にあり、「源頼朝が、巻狩の往還に馬をとめ、富士山を眺めた」といわれる富士見塚が有名です。

富士浅間神社の分神として「富士山大神」の碑があります。

富士見塚ハイキングコースの由来でもあり、ここからとてもきれいな富士山が見え、近くの広場からは箱根連山、相模湾も見渡すことができます。



蜂花苑の菜の花



蜂花苑の菜の花


富士見塚の傍に菜の花畑が拡がっています。

富士見塚の反対側の斜面の菜の花畑を登っていくと、菜の花と富士山を一望できる見事な景観が拡がります。

この日は、南足柄市の春めき桜を見てから篠窪に移動しましたので、菜の花畑に到着したのが13時でした。幸い富士山を見ることができましたが、やや霞んでいました。

次回は朝一で訪ねたいものです。


蜂花苑の菜の花



蜂花苑の菜の花

この菜の花畑は、農業法人「蜂花苑」の代表取締役・小出さんが、昭和55年(1980年)頃に趣味と健康のために始めた週末レジャーの養蜂が発端とのことです。

当初から蜜が面白いほど取れたことやその神秘的な進化的生態のミツバチの魅力の虜になり、養蜂場は週末の最大の楽しみとなったとのことです



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花


大井町篠窪周辺は自然豊かな山里の集落があり、周辺はみかんを中心に様々な果樹園そしてニセアカシヤなどが群生しており養蜂には打ってつけの環境だったとのことです。

しかしながら、篠窪地区は都市に近いことから農業離れや少子高齢化によって耕作放棄により広大な農地は荒れ放題となっていきました。

そこで、この荒地を借受け週末だけの開墾開拓に汗しつつ農地の復元に挑戦したとのことです。


富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花



富士見塚・蜂花苑の菜の花と丹沢

時には建設機械を自分で運転したとのことですが、ほとんどがツルハシとスコップによる開墾だったとのことです。

地域の人々からは奇人と思われていたようですが、ミツバチへの魅力に取りつかれた結果の挑戦であったとのことです。



蜂花苑の菜の花


その結果、現在では2万平方メートルの荒地は菜の花畑として生まれ変わっています。

また、数年前に春めき桜100本が植えられました。

菜の花畑からは、西に富士山、箱根連山、北に丹沢の山々、南に相模湾と伊豆半島を一望できます。

そして、富士見塚とともに観光の名所となりつつあるとのことです。


蜂花苑の菜の花



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花



富士見塚・蜂花苑の富士山と菜の花

篠窪で養蜂を始めて33年が経過した今年(2012年)、ふるさと農園四季の里「農業法人()蜂花苑」として新しいスタートが切られました。

3月18日には、地元篠窪の方の協力を得て「菜の花・桜祭」が開催され、約1000名の方が訪れたとのことです。

富士見塚は桜の名所でもあるとのことです。



蜂花苑の菜の花


アクセス(電車)

バス便がなく、小田急線新松田駅からタクシー利用となります。

新松田駅から約10分で料金は1500円程度です。

「蜂花苑」は今年スタートのため名前が知られていません。

タクシー乗車時には、「富士見塚」「富士見塚/菜の花畑」と指定して下さい。


春めき桜



春めき桜


アクセス(自家用車)

自家用車の場合は「蜂花苑」のホームページのアクセスをご覧下さい。

関連するホームページ

 蜂花苑


      風来坊


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