散策スポット・北海道東北

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小出川の彼岸花 (H24.10.1)

大黒橋〜打戻会場(上流地域)


大黒橋付近の彼岸花



大黒橋付近の彼岸花



大黒橋から下流を望む

小出川は藤沢市遠藤の笹窪谷戸に源を発し、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の境界を流れ、その後茅ヶ崎市を流れて、相模湾に出る直前に相模川に合流する、延長11kmほどの一級河川です。

中流域の大黒橋から追出橋の約3kmにわたって、土手に彼岸花が植えられており、お彼岸の頃になると綺麗な花を咲かせます。


小出川では4年前から彼岸花まつりが開催されており、今年も9月29(土)に第5回小出川彼岸花まつりが開催されました。

小出川の彼岸花は、彼岸花が元々自生していた打戻地区に加え、芹沢、遠藤、おおぞう地区に新たに植栽したものです。

このため彼岸花まつりの主催も「小出川彼岸花団体協議会」(打戻彼岸花の会、遠藤彼岸花の会、せりざわ彼岸花の会、おおぞう彼岸花の会)となっています。


大黒橋付近の彼岸花



遠藤・せりざわ会場から少し下流の彼岸花 富士山が見えてきました



遠藤・せりざわ会場から少し下流の彼岸花



遠藤・せりざわ会場から少し下流の彼岸花

小出川の彼岸花は約3キロにわたって咲いているため、彼岸花祭りの会場も「遠藤・せりざわ会場(大黒橋から180m下流)」「打戻会場(大黒橋から1km下流)」「おおぞう会場(追出橋から170m下流)」の3つが設けられています。

小出川彼岸花まつりは1日のみですが、模擬店は29日、30日の2日間出展されています。

また、彼岸花祭りのために設けられた臨時駐車場やトイレは、今年の場合は9月10日〜9月30日の間、使用できます。


小出川の彼岸花祭りは、開催日が昨年よりも1週間遅くなったため、今年は丁度見頃だったようです。

しかしながら、9月29日(土)は所要があって訪ねることができず、また9月30日(日)は台風17号接近のため諦めました。


遠藤・せりざわ会場から少し下流の彼岸花


打戻会場〜新道橋(中流地域)


打戻会場付近の彼岸花



打戻会場付近の彼岸花



打戻会場付近の彼岸花

極めて強い台風17号は愛知県豊橋付近に上陸し、関東西側は北東に進みました。

関東は台風17号の暴風圏にはいり、しかも右半円だったため、夕刻から深夜にかけて強風が吹き荒れました。

10月1日は台風一過の快晴でしたが、台風の強風で稲や彼岸花が倒れている可能性が高く、半ば諦め気分で訪ねました。



打戻会場付近の彼岸花



打戻会場付近の彼岸花


小出川の彼岸花が咲いている一番上流の「大黒橋」に到着してびっくりでした。

彼岸花は見頃でしかも殆ど倒れていません。

「大黒橋」から下流方向の500mは右岸が車道、左岸が散策路となっています。

車の通行量が少ないですから、右岸も散策できます。

彼岸花は両岸に咲いていますが、左岸の方が群生しています。


打戻会場付近の彼岸花



打戻会場付近の彼岸花



打戻会場付近の彼岸花



打戻会場下流の彼岸花

大黒橋から下流に180m進んだところが、彼岸花まつりの「遠藤・せりざわ会場」です。

すでに彼岸花まつりは終了しており、休憩できるようにテーブルと椅子は残っていましたが、駐車場は閉鎖されていました。

遠藤・せりざわ会場を過ぎる付近から前方に富士山を見ることができました。


遠藤・せりざわ会場から約300m下流(大黒橋から500m下流)まで進むと、右岸も車両の通行できない散策路となります。

ここから、最も下流にある「追出橋」までは、両岸とも車両の通行できない散策路となり、彼岸花を眺めながらゆっくり散策できます。


打戻会場下流の彼岸花



打戻会場下流の彼岸花



打戻会場下流の彼岸花

車両の通行できない散策路になってから、300m程進むと橋があり、ここから下流は左右が開けており、両岸に田園が広がります。

この橋から200mほど下流を右手に50mほど入ったところが「打戻会場」です。

また、この付近から「新道橋」までの約700mは、小出川の両岸に彼岸花が咲き、その外側に田園地帯が広がり、天気の良い日には前方に富士山を眺めることができる、小出川の彼岸花のスポットともいえる場所です。


新道橋〜追出橋(下流地域)


追出橋から下流の展望


しかしながら、左右が開けているため、台風17号の強風の影響を植えており、川岸に咲いている彼岸花は20度から30度程度傾いていました。

その一方で、田圃は川岸からやや低いためか、稲穂は殆ど倒れていませんでした。

途中で小出川が緩やかに左カーブしており、カーブして約200mで「新道橋」です。


追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花

「新道橋」から下流の小出川は約700mにわたって直線になっています。

このエリアの彼岸花は。小出川の両岸のみでなく、左岸は土手の外側の低地に幅5mほどのエリアが設けられて、見事な群生地となっています。

今年は低地の彼岸花は咲き具合が一様でなく、かつ台風の影響で彼岸花が傾いているため、景観はイマイチでした。


彼岸花は下流に行くほど台風の影響を受けている感じで、傾きも大きくなっていました。

今年は「新道橋」の約700m下流にある、仮の架け橋でUターンしました。

「追出橋」から170m下流にある「おおぞう会場」には、白い彼岸花と黄色の彼岸花が植えられていますが、今年はパスしました。


追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花

アクセス

公共機関利用の場合はバスとなります。

小出川の彼岸花は約3キロにわたって咲いており、彼岸花まつりの会場も3つあります。

このため、どの会場に行くかによって、あるいはどこから散策を始めるかによってアクセスが異なります。

バスは茅ヶ崎駅北口、辻堂駅北口、寒川駅、湘南台駅西口からバスが出ております。


大黒橋の場合は

湘南台駅西口から慶応大学行きのバスで「慶応大学」で下車(バス乗車時間15分) 徒歩5分

辻堂駅北口から慶応大学行きのバスで「刈込」で下車(バス乗車時間25分) 徒歩1分


追出橋から下流の彼岸花



追出橋から下流の彼岸花


関連のホームページ


 第5回小出川の彼岸花祭り


 第5回小出川彼岸花祭りのちらし



        風来坊


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