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日向薬師の彼岸花 (H24.10.1)

日向地区の彼岸花


日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花

「日向薬師の彼岸花」は、伊勢原市の日向薬師付近に自生している彼岸花の総称で、彼岸花自生地も日向地区、藤野地区、洗水地区などに9ヶ所ほどあります。

彼岸花自生地のメインは、小田急線伊勢原駅から「日向薬師行き」の路線バスに約25分乗車した終点付近に拡がる日向地区です。


日向地区には路線バス終点の日向薬師停留所から上流に棚田のような感じで拡がる田園地帯のエリア、その対岸のエリア、そしてバス終点の日向薬師停留所から上流に向かって右側にある白髭神社付近の3ヶ所の群生地があります。

日向薬師に登っていく参道は、日向薬師停留所から少し下流の右側です。


日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花

今年は彼岸花の咲く時期が遅く、かつ天候にも恵まれないため、いつにしようかと迷っていたところ、台風18号続いて台風17号が関東に接近しました。

特に台風17号は、愛知県豊橋市付近に上陸し、関東の西側を通過しました。

極めて強い台風17号の暴風圏に巻き込まれ、かつ右半円だったため、9月30日の夕刻から深夜にかけては強風が吹き荒れました。


この台風で彼岸花や稲穂は倒れてしまっただろうと思われました。

ところが、10月1日に小出川に彼岸花を見に行ったところ、意外と台風の影響を受けていません。

このため小出川の彼岸花を見た後、日向薬師に向かい13時過ぎに到着しました。

台風の翌日であったためか、あるいは午後になったためか、終点の日向薬師まで乗車したのは数人でした。


日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花



日向地区の彼岸花

日向薬師の彼岸花の一番上流エリアにある日向地区では、田圃の周りの農道が一方通行の散策路になっており、この散策路に沿って田園地帯に咲く彼岸花を楽しむことになります。

日向地区の散策路付近の彼岸花は見頃を過ぎていました。

また、今年は彼岸花の開花時期が遅く、田圃の稲は大部分がすでに刈り取られており、かつ台風17号が通過したため、稲は片付けられていました。


日向地区の彼岸花を見た後、1Kmほど下流にある藤野地区を訪ねました。

日向地区からバスの運行されている道路に沿って緩やかな下り坂を下がると「藤野入口」のバス停があり、ここから左にはいると藤野地区の彼岸花の群生地です。

今年は日向薬師バス停から300mほど下流の「坊中」のバス停から、橋を渡らずに三叉路を左に進み、川の左岸を道なりに進んで藤野地区に出ました。


日向地区の彼岸花


藤野地区の彼岸花


藤野地区の彼岸花と大山



藤野地区の彼岸花と大山



藤野地区の彼岸花と大山

藤野地区は川の両岸に彼岸花が咲いています。

川の左岸は田園の周りのみでなく、少し高い場所にある住宅地と田園との間にある岸にも彼岸花が咲いています。

また、岸の下方では山羊が飼われており、その周囲にも彼岸花が咲いており、都会の近くとは思えない牧歌的な雰囲気を味わうことができます。


藤野地区の川の左岸は田圃が広がっていますが、ここも稲刈りはすでに終わっており、黄色の稲穂の中に咲く彼岸花を見ることはできませんでした。

藤野地区から500mほど下流にあるのが洗水地区です。


藤野地区の彼岸花



藤野地区の彼岸花と山羊



藤野地区の彼岸花と大山



藤野地区の彼岸花

「藤野入口」のバス停からバスが運行されている道路に沿って、5分ほど緩やかな坂を下ると「諏訪坂下」のバス停があります。

このバス停から民家に沿って100mほど入ったところが、洗水地区の彼岸花の群生地です。


今回は、バスの運行されている道路ではなく、「藤野入口」バス停から50m程藤野地区に入ったところにある散策路を利用して洗水地区に行きました。

この散策路は入口に案内板がないことからわかりにくいですが、田園地帯を眺めながら進むことができます。

道なり進むと洗水地区の一番高いエリアに出ることができます。

藤野地区から洗水地区に進む場合は、途中に数カ所案内板があります。


藤野地区のコスモス


洗水地区の彼岸花


洗水地区の彼岸花



洗水地区の彼岸花



洗水地区の彼岸花

洗水地区は日向地区ほど広くはありません。

洗水地区は田圃の中に散策路が設けられており、非常に近くから彼岸花を撮影することができます。

しかしながら、このエリアは風が吹き抜けるようで、台風17号の強風で、彼岸花や稲穂の一部が倒れていました。



洗水地区の彼岸花



洗水地区の彼岸花


洗水地区の田圃の一番高いエリアに蓮池があります。

この蓮池の周りは公園のようになっていて散策路が設けられています。

この散策路に沿って彼岸花が群生していますが、散策路の入口がわかりにくいため、そのまま通過する人が多いようです。


洗水地区の彼岸花



洗水地区の彼岸花



洗水地区の彼岸花

洗水地区は一部の田圃でまだ稲刈りが行われておらず、黄色の稲穂と赤い彼岸花のコラボレーションを楽しむことができました。

特に、蓮池は一番高いエリアにあることから、蓮池の周囲からは、稲穂を見下ろす感じで彼岸花と黄色の稲穂を楽しむことができます。



洗水地区の彼岸花


洗水地区からさらに300m程、バス道路に沿って下ったところに彼岸花の群生地「高部屋みどりの里」があります。

バスの窓から見ることのできるエリアです。

しかしながら、すでに見頃を過ぎており今年はパスしました。


洗水地区の彼岸花



日向薬師の彼岸花



日向薬師の彼岸花



日向薬師の彼岸花


アクセス


小田急線伊勢原駅から「日向薬師行き」バスで約25分。

終点の「日向薬師駅」で下車すると周囲に彼岸花が拡がっています。



日向薬師の彼岸花



日向薬師の彼岸花


日向薬師の彼岸花



駐車場 

日向薬師折り返しバスターミナルに約15台の無料駐車場あります。

また、洗水地区の近くの県能力開発センターにも臨時の駐車場があります。

こちらは30台以上駐車できるようです。


       風来坊


日向薬師の彼岸花


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