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我孫子散策 その2 (H24.11.7)


我孫子市鳥の博物館



千葉県手賀沼親水広場

「子の神大黒天」から長い石段を下りてハケの道に戻り、300mほど進むと「我孫子市若松」の交差点で右側の幅に広い道路に合流します。

交差点の左手方向にあるのが我孫子市役所で、右手前方に広がっているのが「千葉県手賀沼親水広場」です。

交差点を横断して「千葉県手賀沼親水広場」を右に見ながら400mほど進んだ左手が「我孫子市鳥の博物館」です。


「我孫子市鳥の博物館」は、鳥類について総合的に研究、展示する日本で唯一の博物館で、我孫子市が運営しています。

「人と鳥との共存をめざして」というキャッチフレーズを掲げており、配布されたパンフレットにも次のように書かれていました。


我孫子市鳥の博物館



ミサゴ(オスプレイ)

見ていただきたいのは、手賀沼の鳥と世界の鳥。

知っていただきたいのは、鳥の歴史と生活。

そして、何よりも感じていただきたいことは・・・・・それは人と鳥との共存です。


展示コーナーも「手賀沼の自然と鳥たち」「鳥の世界」「人と鳥の共存」に分かれていました。


我孫子市鳥の博物館の裏手に「山階鳥類研究所」があります。

「山階鳥類研究所」は、鳥の研究をしている日本で唯一の研究機関です。

「山階鳥類研究所」が1984年に我孫子市に移転したのをきっかけに隣接地に1990年に建設されたのが、「我孫子市鳥の博物館」です。

このため両者の関係は深いですが、前者は民間団体で、後者は市立ですから、別の団体です。


山階鳥類研究所



水の館の展望室から



水の館の展望室から



水の館

「我孫子鳥の博物館」の前方に広がっているのが、「千葉県手賀沼親水広場」です。

この親水広場は,流域の都市化により手賀沼の汚濁が進む中で,大正期に白樺派の作家たちがその作品に描写したかつての美しい沼を取り戻したいという県民の熱い願いに支えられ,千葉県が平成3年の「県民の日」(6月15日)に開園したものです。

3.3ヘクタールの広い敷地に「水の館」と「広場」が設置されています。


「水の館」は,高さ25mの展望室がある3階建の建物で、展示ホール、研修室、プラネタリウム室などがあります。

1階の展示ホールでは、手賀沼ゆかりの文学者や芸術家の紹介のほかに、いろいろな映像装置やパネルが備えられ、見学者が楽しみながら手賀沼や水に関する知識を深め、水質浄化について考え、体験することが出来るように工夫されています。


水の館



水の館の展望室からの手賀大橋 画面右下がミニ手賀沼



ミニ手賀沼からの水の館

また、展望室からは、四季折々の手賀沼の姿を眼下に一望でき、晴れた日の澄みきった空には、遠く筑波山や富士山展望を楽しむことができるとのことです。

「広場」には、手賀沼の原風景をイメージした縮尺5000分の1のミニ手賀沼をはじめ、エントランス広場や水の広場、じゃぶじゃぶ池などがあります。

「千葉県手賀沼親水広場」の西側に「手賀大橋」があります。



手賀大橋からの展望


手賀大橋は、我孫子市若松と柏市箕輪新田を結ぶ全長415m、11連アーチ橋で、手賀沼のほぼ中央に位置しています。

元々は2車線でしたが、現在は4車線になっています。

手賀大橋が完成する昭和39年(1964年)までは手賀沼を結ぶ連絡船があったとのことです。


手賀大橋



手賀大橋からの手賀沼



道の駅しょうなん

手賀大橋の上から眺める手賀沼の展望も素晴らしいものがあります。

手賀大橋を渡った柏市側に「道の駅しょうなん(チェックポイント)」と「満天の湯」があります。

「道の駅しょうなん」には、朝、地元で収穫した野菜が並ぶ農産物直売所、手賀沼を一望できるレストランなどがあります。

また、インフォメーションコーナーでは、窓の外に広がる手賀沼を眺めながら、ゆっくり休憩することができます。


「満天の湯」は天然の温泉です。

露天風呂、内風呂などの種々の浴槽で温泉を楽しむことができる、日帰り入浴施設です。

無料で利用できる足湯もあります。


満天の湯



満天の湯


満天の湯



手賀大橋からの手賀沼



手賀大橋からの手賀沼



手賀沼遊歩道

「満天の湯」から「手賀大橋」を渡って我孫子市側に戻ると、手賀大橋の東側の側道に沿って手賀沼畔に出ることができます。

この側道が「手賀沼遊歩道」です。

「手賀沼遊歩道」は手賀沼公園から手賀沼の一番東にある「フィッシングセンター」付近まで、約5.3kmにわたって整備されています。


「手賀大橋」を潜って西側に出て、手賀沼遊歩道を700mほど進んだところに「文学の広場」があり、さらに300mほど進んだところが「手賀沼公園」です。


文学の広場



手賀沼公園公園岬からの展望



手賀沼公園公園岬からの展望



手賀沼公園

公園の突端に周囲を一望できる公園岬があります。

手賀沼の風景をゆっくり見ることができるように、あずまやとベンチが設置されています。



また、岸辺の一部分は親水護岸となっており、沼の水に直接触れることができます。

長さが約100mあり、子供たちが安全に水と親しむことができるように、部分的に傾斜がなだらかになっています。


手賀沼公園



我孫子市生涯学習センター アビスタ

手賀沼公園の「手賀沼公園前の信号」の近くに「我孫子市生涯学習センター アビスタ」があります。

「我孫子市学習センター アビスタ」は、市民図書館と我孫子地区公民館に学習コーナー等を備えた複合施設です。


「手賀沼公園」から「手賀沼公園前」の信号を渡って、公園坂通りを北に向かって700mほど進むとJR我孫子駅です。

JR我孫子駅前の「我孫子インフォメーションセンター アビシルベ」が今回のハイキングのゴールです。

今回は我孫子在住の友人と一緒にゆっくり散策しましたので、所要時間は約3時間30分でした。


串揚げのお店で「完歩ぃ」


コース以外の散策スポットも案内してもらいましたので、歩数は約13500歩でした。

最後に友人のお薦めのお店で昼食を兼ねた「完歩ぃ」で元気を回復し、無事ハイキングを完了しました。



 我孫子散策その1へ


       風来坊


手賀沼の光景(追加)


今回一緒にハイキングをしました、我孫子在住の友人が手賀沼の素晴らしい光景を届けて下さいました。
紹介します。


我孫子中心部



水鳥



手賀沼噴水 今回は河童が撤去されていました



手賀沼 極彩色の朝焼け



朝日



朝日・屋形舟


   我孫子散策その1へ

       風来坊


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