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京都の紅葉2012 その4(清水寺) (H24.11.25)

清水寺


清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

高台寺から二年坂、三年坂を経て清水寺に向かいました。

三年坂付近から人出が多くなり、清水坂に入ると人の流れが止まりました。

清水坂は、東大路通の清水道交差点から清水寺までの約1.2kmの坂道で、道の両側には観光客向けのみやげ物店などが軒を連ねています。

この道は松原通(かつての五条通)の延長上にある参詣道です


清水坂は商店の軒先まで、清水寺に行く人と帰る人で埋まっており、道路の真ん中に係員が立って左側一方通行で人の流れを整理しています。

この左側一方通行の流れが上りも下りも僅かずつしか動かないのです。

徐々に登っていくと列の幅が次第に細くなり、最後は一列になりました。

出口が狭くて動けない状態になっていたのです。

1列になってからはスムーズに流れました。


清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

「清水寺」という寺名は、音羽山中より今もなお途切れることなくこんこんと湧き、音羽の滝に流れる霊泉に由来しています。

この霊泉は「すべての人を救う」観音さまのご利益とあわせ、古来より無病息災、立身出世、財福、良縁、子授けといった現世利益を願う善男善女を集め、「清水の観音さん」の名で全国に広く信仰を得ています。


宝亀9年(778年)に、延鎮上人によって開創されました。

山号は音羽山。宗派は北法相宗です。

「北」は南都の奈良に対して北の京都に立地するという意味をもっています。

東山・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝・重要文化財を含む15の伽藍が立ち並びます。

平成6年(1994年)にユネスコ文化遺産「古都京都の文化財」の一つとして登録されました。


清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

本堂

本堂は寛永10年(1633年)に再建された、正面約36m、側面約30m、棟高18mの大堂です。

本堂は、

西国三十三所観音霊場第十六番札所
洛陽三十三所観音霊場第十二番札所

となっています。


堂内は巨大な丸柱の列によって外陣(礼堂)と内陣、内々陣の3三つに分かれ、通常、外陣とさらに外側にめぐらされた廊下を進んで拝観します。

建物は、優美な曲線を見せる寄棟造り、檜皮葺の屋根や軒下の蔀戸など、平安時代の宮殿や貴族の邸宅の面影を現在に伝えています。

広い堂内には、数多くの仏像、凝った意匠の建具や、所狭しと懸けられた絵馬など、そこここに歴史と信仰の深さを伝える拝観ポイントがあります。


子安塔



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

清水の舞台

昔から思い切って決心することを「清水の舞台から飛んだつもりで・・・」といいますが、その語源となったのが、清水寺の舞台です。

錦雲渓の急な崖に、最長約12mの巨大な欅の柱を並べ、「懸造り」という手法で、釘を一本も使わずに組み上げた木造建築です。


本堂から張り出した「舞台」はちょうど4階建てのビルの高さにあたり、京都市街の眺望が見事です。

面積は約190平方メートル、410枚以上のヒノキ板を敷き詰めた「桧舞台」です。

この舞台はもともと、御本尊の観音さまに芸能を奉納する場所で、平安時代から雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲など、さまざまな芸能が奉納されてきました。

現在でも重要な法会には、舞台奉納が行われます。


清水寺の紅葉



三重塔と紅葉



三重塔と紅葉



清水寺の紅葉



三重塔と紅葉


三重塔と紅葉


秋には約1000本のカエデが境内を彩ります。

その中でも、高さ13mのダイナミックな舞台前に広がる光景は、まさしく紅葉の海で息を呑む美しさです。



仁王門


仁王門

清水坂の正面に聳えているのが仁王門です。

仁王門は、応仁の乱によって焼失しましたが、15世紀末に再建され、平成15年(2003年)に解体修理されました。

清水寺の正門で、幅約10m、奥行き約5m、棟高約14mの堂々たる楼門です。

入母屋造り、檜皮葺、鮮やかな丹塗りのため「赤門」とも呼ばれています。


仁王門


清水寺(ライトアップ)


清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

今年は時間的余裕があり、清水寺のライトアップを見ることにしました。

ライトアップ前に一度境内から出る必要がありますが、昼間の混雑ぶりから、清水寺付近で休憩場所を確保することは困難と判断して一度ホテルに帰ることとしました。

清水寺境内から清水新道を下って「清水五条駅」に出て、京阪と地下鉄を利用してホテルに帰りました。

清水寺から清水五条駅までは徒歩で20分程度です。


清水寺のライトアップは午後6時30分からですが、混雑が予想されるので7時30分を目途にホテルを7時過ぎに出発しました。

この時間だとタクシーでも大丈夫だろうと思いましたが、烏丸通りから東側は車が動きません。

裏道を走りましたが、結果としては「五条清水」駅付近から歩くことに!

やはり、京都の午後から夜にかけてはバス・タクシーは駄目ですね。


清水寺の紅葉



清水寺の紅葉

清水新道を登りましたが、この道は夕方同様に空いていました。

ライトアップの拝見券売り場は清水新道の上部にもあり待ち時間なしで購入できました。成就院庭園の特別公開も行われていましたが、写真撮影禁止でした。

清水寺のライトアップはうまく撮れませんでした。

やはりコンデジでは無理かな?(笑)



清水寺の紅葉



清水寺の紅葉



関連のホームページ

 清水寺


清水寺の紅葉



清水寺仁王門


京都の紅葉その1(永観堂)


京都の紅葉その2(南禅寺・天授庵)


京都の紅葉その3(高台寺・円山公園)


       風来坊


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