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世界らん展日本大賞2012の会場
世界らん展日本大賞2012:オーキッドロードの作品
世界らん展日本大賞2012が、2月18日(土)から2月26日(日)の9日間、東京ドームで開催されました。 今年も、約3000品種、約10万株の見事ならんが、東京ドームいっぱいに展示されていました。
世界らん展日本大賞は、洋蘭、東洋蘭、日本の蘭など世界各地のさまざまなジャンルの蘭を一堂に集めた、世界を代表する蘭の祭典です。 世界らん展日本大賞は、生活の場に潤いをもたらす「蘭のある暮らし」を提案する、「花文化創造イベント」として、多くの人に愛されてきており、今年が22回目です。
胡蝶蘭のトンネル
世界らん展日本大賞では6つの審査部門が設けられています。 個別審査部門、フレグランス審査部門、ディスプレイ審査部門、フラワーデザイン審査部門、美術工芸審査部門、ミニチュア審査部門の6つです。 個別審査部門の最も優れた作品が、栄えある「日本大賞」となります。
世界らん展日本大賞の展示会場においては、6つの審査部門に入賞した作品が、審査部門毎に分けて展示されています。 会場中央部門のシンボルタワーに、日本大賞及び上位入賞作品が展示されており、その周囲に、日本大賞を選出するための審査対象となる「個別審査部門」の作品が展示されています。
個別審査部門上位入賞作品
日本大賞受賞作品
トロフィー賞受賞作品
「個別審査部門」には、「日本大賞」選出審査の対象となる、世界水準の選りすぐりの優秀な蘭のエントリーが毎年1000株以上あるとのことです。 これらの出品作品を41のカテゴリーに分け、ブルーリボン賞(第1席)、レッドリボン賞(第2席)、ホワイトリボン賞(第3席)を選出します。 ブルーリボン賞41作品がトロフィー賞に選ばれます。
さらにトロフィー賞の中から上位13作品が部門賞として選出されます。 そして、部門賞の中でも最も優れた作品に授与される最優秀賞が、栄えある「日本大賞」です。 会場中央のシンボルタワーには、「個別審査部門」の上位入賞作品が展示されています。
優秀賞受賞作品
「フレグランス審査部門」では、蘭のもうひとつの魅力である香りにスポットをあてた作品が展示されています。 「フラワーデザイン審査部門」は、蘭を素材にした総合デザイン・インテリア・テーブルアレンジメント・ブーケなどの作品です。
個別審査部門の作品
「美術工芸審査部門」は、絵画・ボタニカルアート・写真・アートフラワー・押し花・ドライフラワー・ブリザーブドフラワーなどの作品です。 「ミニチュアディスプレイ審査部門」は、蘭の鉢花を中心に、他の植物や装飾品などを取り混ぜ、寄せ植えした作品です。
審査部門以外にも。数多くの見どころがあります。 その一つが特別展示です。 今回は、假屋崎省吾さん、ニコライ・バーグマンさんによる特別展示が行われています。
假屋崎省吾の「蘭の世界」
假屋崎省吾の蘭の世界 花の総合プロデューサーとして著名な華道家・假屋崎省吾さんによる展示です。 假屋崎省吾さんは、日仏交流150周年フランス広報大使、オランダチューリップ大使のほか、オランダ・フランスでの個展、上海万博やイタリア・ローマ国際映画祭でデモンストレーションを開催するなど海外でも活動しています。
ニコライ・バーグマンの作品
ニコライ・バーグマンによる展示 デンマーク出身のフラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんによる展示です。 北欧スタイルの蘭のある暮らしをテーマにした内容です。
沖縄美ら海水族館の展示
外国の作品(台湾)
会場の一角に、沖縄美ら海水族館の展示があります。 世界有数の水族館・沖縄美ら海水族館の協力で、会場に色鮮やかな魚と沖縄固有の蘭が展示されています。 2013年に同水族館のある海洋博公園で第11回アジア太平洋蘭会議が開催されることを記念し、大水槽と植栽で生き物の競演が演出されています。
外国の作品(イタリア)
外国の作品(ペルー)
外国の作品(ニュージーランド)
また、世界らん展日本大賞には約20カ国が参加しており、ディスプレイ審査部門に参加した、海外出展作品のコーナーが設けられていました。 その隣には、「世界らん展」恒例の、駐日大使夫人による、蘭をモチーフにしたテーブル・ディスプレイのコーナーが設けられていました。
外国の作品(アメリカ)
関連するホームページ 世界らん展日本大賞2012 アクセス 東京ドームが会場です。 世界らん展日本大賞その2へ 風来坊