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世界らん展日本大賞2012 その2 (H24.2.20)


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

「ディスプレイ審査部門」では、「モダンディスプレイ賞」と合わせ、蘭を使った飾り付けの作品が展示されます。

それぞれの作品が大きく、展示会場の大部分を占めています。

ディスプレイ審査部門の作品には、地域の蘭愛好家グループの作品や、高校生の作品も数多く見られました。



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品


また、主催者展示コーナーでは、世界遺産の地に咲く、希少価値の高いボルネオの「青い蘭」の現物が展示されています。

ボルネオは動植物の固有種が多く、世界の蘭の1割が自生しているといわれ、現在も新種が発見される、まさに「蘭の宝石箱」とのことです。


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

「青い蘭」3種類が同時に展示されるのは世界初とのことで、その中でも「ゴクシンギー」は日本で初めての公開とのことです。

「ゴクシンギー」を含めたボルネオの蘭は、マレーシア・サバ州野生生物局から、特別に許可を得て、ボルネオの蘭保護施設から日本へ持ち込むことができたものだそうで、自然保護の観点から、本展終了後、ボルネオに返送されるとのことです。


もう一つの主催者展示に、オーキッドロード&胡蝶蘭のトンネルがあります。

開催テーマである「自然とあゆむ〜希望ある未来へ〜」にそって、蘭の美しさだけではなく、その力強さをも表現した迫力あるオーキッドロードがシンボルタワーまでの通路を華やかに演出しています。

蘭で彩られたアーチをくぐり抜けた先にあるシンボルタワーは高さ9mで、正面に今回の「日本大賞」が展示されています。


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

記念展示

今年は江尻光一さん、杵島隆さんの記念展示が行われています。

江尻光一さんは、NHK「趣味の園芸」の講師を約半世紀務め、1995年には放送文化賞を受賞しています。

世界らん展においても、前回も含め過去3回の日本大賞を受賞しています。

昨年5月に急逝した江尻光一氏を偲んだ、パネル展示です。



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品


杵島隆さんは、「The Orchid」で日本写真家協会年度賞を受賞した写真家です。

1991年に勲四等瑞宝章を授与されるなど、蘭を被写体にした多くの作品を残し、昨年2月に逝去しました。

蘭をモチーフにした珍しい大型の屏風が展示されています。

記念展示は残念ながら見逃しました。


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

会場に販売ブースのコーナーがあり、国内外から約120店の販売店が出店しています。

生産者直売ならではの珍しい蘭の株や、「世界らん展」限定の公式グッズ、蘭の栽培やガーデニング等に使える各種グッズ、ワインやスポンサー企業の記念商品などの販売が行われています。

掘り出し物が見つかるかもしれません。



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品


また、メインステージでは、フラガールの公演や著名人によるトークショーやフラワーデモンストレーションなど、さまざまなイベントが毎日開催されています。


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

会場では、約30分の場内ガイドツアーも行われています。

蘭の専門家が、基本的な蘭の種類や特徴をご説明しながら、オーキッドロードや日本大賞、上位入賞作品などを案内してくれます。

蘭の観賞ポイントはもちろん、受賞者の方々の苦労話など、専門家ならではのエピソードも聞くことができるようです。

参加費は無料です。


世界らん展日本大賞では、蘭の花を育てる運動が行われています。

学校をはじめとする団体・施設に蘭を寄贈し、栽培に取り組みながら、自然や身のまわりの資源を大切にする心を育んでいくことを目的とした運動で今年が21回目です。

蘭の育成記録、育成した実物の蘭が会場内に展示されています。

今回は、関東エリアから17団体が参加し、東北エリアからも6団体が参加しています。


ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品

世界らん展日本大賞は土・日は大変混雑するとの情報があり、2月20日(月)に行きました。

平日にもかかわらず、10時会場の15分前には100mほどの行列ができていました。

幸い10分ほどで入場できましたが、すでに展示作品の前は多くの人で賑わっていました。

特に、日本大賞受賞作品が展示されている、シンボルタワーの周囲は大変な混雑ぶりでした。

また、特別展示の「青い蘭」のコーナーは大変な人気で、開場1時間後の11時にはすでに60分待ちの行列ができていました。

それでも続々と並ぶ人が増え、12時には90分待ちになっていました。

パスしましたので、残念ながら神秘な「青い蘭」はお届けできません。



ディスプレイ審査部門の作品



ディスプレイ審査部門の作品



ネットの友人「サチさん」が、「世界らん展日本大賞2012」の素晴らしいスライドショーを作成して下さいました。

次をクリックするとご覧いただけます。


世界らん展日本大賞2012のスライドショウ


ディスプレイ審査部門の作品



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関連するホームページ

 世界らん展日本大賞2012


アクセス

 東京ドームが会場です。



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        風来坊


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