散策スポット・北海道東北

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

池上梅園 (H24.3.25)


池上梅園



池上梅園



池上梅園

池上梅園は池上本門寺の西側にある、丘陵斜面等を利用した閑静な庭園です。

戦前までは北半分は日本画家伊東深水氏の自宅兼アトリエで「月白山荘」と呼ばれていましたが、戦災で焼失しました。

戦後、築地の料亭経営者の小倉氏が南半分を拡張し、別邸として使用していました。

小倉氏逝去後、ご遺族の意志により、庭園として残すことを条件に東京都に譲渡されました。



池上梅園



池上梅園


その後、昭和53年(1978年)に大田区に移管され、大田区の区花である梅を中心に植林が進められ、現在では約370本(白梅150本、紅梅220本)を数えるに至っています。

毎年1月上旬のロウバイから3月中旬の八重揚羽まで2ヶ月間にわたり、30種あまりの梅を楽しむことができます。


池上梅園



池上梅園

また、園内には50本のボタンや800株のツツジなど、50種500本の樹木があり、四季を通じて花を楽しむことができます。

また、園内には茶室、和室の施設や水琴窟などがあります。



八重揚羽


梅は入口を入った前方にある斜面に植えられています。

斜面の右手に上に登る散策路が設けられており、見晴台からの展望を楽しむことができます。

また、斜面の右手奥には茶室や和室のあるエリアがあり、ここでは枝垂れ梅を中心に、梅を楽しむことができます。


八重揚羽



見驚

今年は梅の開花が例年に比し3週間から1ヶ月程度遅いため、3月25日に訪ねましたが、少し遅かったようです。

殆どの梅は見頃を過ぎており、遅咲きの八重揚羽や豊後が満開でした。



和室棟


聴雨庵

政治家、藤山愛一郎氏所有の茶室でしたが、昭58年に藤友倶楽部から大田区に寄贈されました。

芝白金の自宅には3棟の茶室があり、海外の来賓を招くなど民間外交の実をあげた所でもあります。

聴雨庵の名前の由来は、藤山雷太翁の号を「雨田」と称したところからとも言われていますが、確証はないとのことです。

聴雨庵



豊後

清月庵

この茶室は伊東深水のアトリエを設計した数寄屋建築の設計家、川尻善治氏が自宅に建てた離れ家でした。

川尻家は、大正の一時期、池上門前で温室園芸と料理屋を営み、その一角にこの離れ家を建てました。


大田区は深水・善治の両氏とゆかりの深いこの梅園に再建して「清月庵」と命名し、平成元年から茶室として公開しています。



故郷の錦


白獅子



思いのまま



関連のホームページ

 池上梅園

入園料

100円

65歳以上は無料です。


花香美



鹿児島紅


アクセス


東急池上線池上駅下車徒歩約20分

都営地下鉄浅草線西馬込駅下車徒歩10分

バス便については池上梅園のホームページに掲載されています。

       風来坊


目次  TOP 前ページ 次ページ HOME