明治24年(1949年)、占領政策の過度経済力集中排除法によって、王子製紙は苫小牧製紙・十條製紙・本州製紙の3社に分割されました。
これを機に、昭和25年(1950年)王子製紙紙業史料室の資料を一般公開し、広く社会教育に貢献するために、王子工場で唯一焼け残った発電所の建物を利用して、紙の博物館の前身である「製紙記念館」が設立されました。
その後、首都高速中央環状王子線建設によって工場跡地を離れることとなり、平成10年(1998年)に飛鳥山公園の中に「飛鳥山3つの博物館」のひとつとして新装オープンしました。
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