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神代植物公園ばら園
神代植物公園は、武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができます。 神代植物公園は、もともと東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物公園と改め、都内唯一の植物公園として開園しました。
現在、約4800種類、10万本・株の樹木が植えられています。 園内はばら園、つつじ園、うめ園、はぎ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分けており、景色を眺めながら植物の知識を得ることができるようになっています。
バラ園は、1960年に日米親善のため、ロスアンゼルス市長から贈られてきた80品種のバラをもとにして造られました。 現在では、左右対称の整形、沈床式庭園に約400品種、約5200株のバラが栽培されており、都内最大のバラ園といわれています。
花期は春と秋の2回で、春は5月下旬頃が、秋は10月中旬頃が見頃とのことです。 秋の花はやや小ぶりですが、色彩が鮮明とのことです。 今年も「春のバラフェスタ」が5月12日(土)〜5月27日(日)の間、開催されています。
バラフェスタの開催期間中は、早朝開園と春バラのライトアップ、ばら園コンサート、香りのモーニングツアー、講演会「バラを楽しむ」、ばら園ガイドツアー、バラのカフェテラス、ロゼマルシェなどのイベントが開催されます。
ロゼマルシェはバラにちなんだ小物を販売するイベントで、バラフェスタ開催期間中ばら園で開催されます。 ばら園ガイドツアーは5月12日(土)〜20日(日)の間、毎日2回開催されます。 所要時間は約1時間です。
早朝開園と春バラのライトアップは、ばら園の朝の香ばしさと夜の幻想的な景色を楽しむことができるよう行われるものです。 バラフェスタ開催期間の土・日に行われるイベントで、早朝開園は午前8時から、ライトアップは日没から午後8時まで行われます。
今年はバラの開花が例年よりも遅く、5月13日(日)に神代植物公園に行ったネットの友人から一分咲きとの情報が届けられました。 風来坊は、5月13日には横浜山下公園やみなとの見える丘公園ローズガーデンに行きましたが、バラの開花は同じような状況で見頃は1週間〜10日程度先という感じでした。
しかしながら、5月16日に旧古河庭園及び都電荒川線沿線を訪ねたところすでにバラが見頃を迎えていました。 このため、少し早いかとは思いましたが、晴天の5月19日に、27日に開催されるオフ会の下見を兼ねて神代植物公園を訪ねてみることにしました。
正門入口で係の方に開花情報を伺ったところ、「ここ数日天気の良い日が続いたので、急速に開花が進み見頃を迎えています」とのことでした。 本当かなあと思いつつばら園に到着してびっくりです。 一部未開花のバラもありましたが、大部分のバラが見頃を迎えていました。
この日は早朝開園日でしたので、9時過ぎに入園しましたが、ばら園ではすでに多くの方がバラを楽しんでいました。 今年はお散歩写真隊のオフ会が、5月27日(日)に神代植物公園で開催されたため、バラフェスタの最終日に再びばら園訪ねることになりました。
5月27日には、5月19日に未開花だったバラもすでに見頃を迎えていました。 写真は5月19日及び27日に撮影したものです。 今年は2回訪ねたため、見頃の時期のバラを数多く撮影することができました。
アクセス 京王線「調布」から小田急バス 吉祥寺または三鷹行き・京王バス 深大寺行き 「神代植物公園前」下車 京王線「つつじが丘」から京王バス 深大寺行き「神代植物公園」下車 JR「三鷹」・「吉祥寺」から小田急バス 調布または深大寺行き「神代植物公園前」下車
駐車場(有料) 約230台の常設駐車場があります。 また、繁忙時は約600台の臨時駐車場も開放されます。 入園料 500円
神代植物公園入口のバラの展示
関連するホームページ 神代植物公園 神代植物公園のバラ その2へ 風来坊