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花の丘のコスモス
昭和記念公園では毎年「コスモスまつり」が開催されますが、今年はコスモス祭りではなく、9月29日(土)から10月28日(日)の間、「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」が開催されています。 今年はこの緑化フェアの開催期間の30日間に花期が集中するように植裁されており、見頃の時期が例年とは異なるとのことです。
昭和記念公園のコスモスの花畑は、首都圏最大級といわれており、昨年まではコスモスまつりの期間に55万人を超える見学者が訪れたとのことです。 昭和記念公園のコスモスはいくつかの花畑に植えられ、開花時期をずらして次々と見頃を迎えるのが特徴です。
今年は緑化フェアの一環としてコスモスが植裁されているため、例年以上の多くの場所で楽しむことができるようになっています。 今年は、「地平」「路傍」「天空」に区分されて550万本のコスモスが植えられています。 「地平のコスモス」は、花の丘(コスモスの丘)、原っぱ東花畑、原っぱ西花畑に植えられているコスモスで、例年と同じ場所です。
「路傍のコスモス」は園路沿いに植えられているコスモスで、立川口からみんなの原っぱまでの間に約1Kmにわたって植えられています。 「天空のコスモス」はみどりの文化エリア内の「花みどり文化センター」の屋上「浮遊の庭」のコスモスを植裁し、秋空にコスモスが映える「天空のコスモス」は演出されています。
花の丘(コスモスの丘)は、公園北側の丘の斜面に広がる、昭和記念公園で最大のコスモス畑です。 約16,500平方メートルの広大なエリアに400万本のコスモスが植えられています。
昨年までは砂川口に近い北側斜面にも植えられていましたが、今年は南側斜面のみです。 昨年はドワーフセンセーションピノキオが植えられていましたが、今年はフラワーセッションミックスでした。 花の丘の最大の特徴は、斜面の丘全体がコスモスの花に埋め尽くされることです。
今年は10月に入って、次々と台風が通過し、コスモスが倒れないかと心配でしたが、台風の中心が比較的離れて通過したため、殆ど影響を受けなかったようです。 今年はコスモスの開花が遅く、例年10月中旬に見頃を迎える花の丘のコスモスがなかなか見頃を迎えません。
10月20日、10月21日に昭和記念公園を訪ねたネットの友人の情報では概ね見頃を迎えている感じでした。 ということで10月22日に訪ねました。 「花の丘」を下から眺めると、ところどころ緑が見えます。 一見見頃を迎えている感じでしたが、よく見るとまだ蕾も多く、7分咲きから8分咲きという感じでした。
コスモスの丘にはいくつかの散策路が設けられており、さまざまな角度から斜面に広がるコスモスを楽しむことができます。 近年は散策路の数も増え、散策路をゆっくりと歩きながらコスモスを楽しむことができるようになっています。
この日は天気予報では晴れということでしたが、昭和記念公園に到着すると生憎の曇天です。 花の丘に行ってみましたが、全体が暗い感じで青空も全く見えません。 これでは写真を撮っても仕方がないと諦めて、みんなの原っぱに戻りました。 原っぱ東花畑では、10月5日に来た時に未開花だったイエローキャンパスが満開でした。
また、原っぱ西花畑の7種類のコスモスも全体としては見頃を過ぎていましたが、まだ綺麗に咲いてコスモスもあり、多くの方が熱心に写真を撮っていました。 1時間ほどみんなの原っぱでコスモスを眺めながら時間を過ごしていると、天気が回復して青空も見えてきましたので、花の丘に戻って撮影することにしました。
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。 関連のホームページ 国営昭和記念公園
昭和記念公園のコスモス その2 風来坊