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浜橋から河津浜地区を望む 生憎曇天です
浜橋から河津浜地区を望む
河津桜は例年は2月中旬に見頃を迎えますが、今年は開花が大幅に遅れました。 今年は2月20日現在で、開花基準の標準木とする原木で1分咲き程度、河津川沿いの並木には数輪咲く程度で、この遅さ咲きは、過去のまつり開催において経験したことのない状況ということでした。
河津浜地区の川堤の桜 生憎曇天です
河津浜地区の川堤の桜
今年で22回目を迎える「河津桜まつり」は、2月5日(土)〜3月10日(土)に開催されましたが、開花が大幅に遅れたため、3月11日(日)〜3月18日(日)の間「河津桜“春うらら”まつり」が追加になりました。 「河津桜まつり」の8日間延長です。
菜の花ロードの河津桜 やっと日差しが!
菜の花ロードの河津桜
近年は、「河津桜まつり」の公式サイトで、1月下旬頃から毎日の地区別の開花情報が提供されています。 したがって、個人で河津桜を見に行く場合は、インターネットを通じて見頃の時期を判断することができます。
今年は梅の開花が3週間〜1ヶ月遅れということで、河津桜の開花も遅れるのではないかと思っていましたが、なかなか開花しません。 「川沿いの桜」が2月28日になって少しずつ咲き始め、3月3日2分咲き、3月6日で4分咲きという状況でしたが、3月8日に突如満開という状況になりました。 気温が上昇したため一気に開花が進んだようです。
この時期の河津町までの道路は毎年大渋滞しますので、電車で行くことにしています。 週末はいろいろとイベントがあったため、3月13日に出かけることにしました。 見頃の時期は電車も混雑しますので、横浜発5時47分の普通電車で出かけ、河津に8時34分に到着しました。 朝一番の特急電車よりも2時間以上早く到着できます。
豊泉橋から上流を望む
大混雑の桜まつり会場はさすがにがらがらです。 しかし、この日の天気予報は晴れでしたが、河津桜まつり会場は曇天で時々雲の切れ間から薄日が射すものの、小雨や雹が降ったり止んだりとさんざんな天気でした。 また、河津桜も少し見頃過ぎの感じで、すでに若葉が少し見られました。 寒い日が続いたため、全体の開花がなかなか進まず、早く咲いた枝が見頃を過ぎてしまったようです。
お花見ハイキングコースの河原の光景
河津桜は昭和49年に新種と判明した新しい桜で、河津町が植栽をはじめたのは昭和50年以降です。したがって、樹齢も若く、訪問するたびに成長している様子が伺えます。 特に植裁した時期の遅い上流の方は年々成長しているようで、桜のトンネルが随分と増えていました。
河津桜の原木
河津桜の原木 河津桜の原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭に現在でもあります。 平成21年現在で、樹齢は約60年です。
お花見ハイキングコースの河津桜
原木は咲く時期が一番早く、川岸の桜が見頃の頃には葉桜になるのですが、今年は原木の開花も随分と遅かったようで、見頃少し過ぎの状態でした。 なかなか見頃の原木に会えませんが、今年はラッキーでした。
関連するホームページ 河津桜まつり 河津桜まつり情報局 風来坊