明治19年(1886年)に軽井沢を訪れた、宣教師アレキサンダー・クロフト・ショーと英語教師ジェームズ・ディクソンは、涼しい気候とスコットランドに似た軽井沢の風景に魅せられて、休業状態の旅籠「亀屋」を訪れて「一夏の間、借りたい」を申し出ました。
亀屋の主人、佐藤万平はアレキサンダー・クロフト・ショーをもてなすとともに、外国人の生活習慣や応対技術を学び、明治27年に一部を洋風に改築して万平ホテルを開業しました。
そして、明治35年に旧軽井沢銀座から現在地に移転して、本格的なホテル営業を開始しました。
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