散策スポット目次
HOME
次ページ
ブラフ18番館の正月飾り
横浜山手西洋館では、6月の「花と器のハーモニー」、12月の「世界のクリスマス」が特に有名ですが、年間を通じていろいろなイベントが開催されます。 今回は、横浜山手西洋館の新年のイベント「西洋館のNew Year」を見に行ってきました。 この新年のイベントの経緯はよくわかりませんが、全館で行われるのは今年が初めてのようです。
「西洋館のNew Year」のイベントは、開催時期は2012年1月4日から1月25日となっていますが、各館によって開催時期が異なっています。 このイベントは「平成24年が皆様にとって良い年となりますようにとの願いをこめて西洋館のお正月支度を致します。 西洋館のボランティアの皆様によるテーブルコーディネート、館内挿花、書とフラワーアレンジ、コンテナガーデンをお楽しみ下さい」との趣旨で開催されています。
ブラフ18番館 ブラフ18番館のテーマは「光彩の宴 〜旬花を楽しむ〜」です。
開催期日は1月4日(水)〜 で終了時期は不明です。 コーディネーターは「草月流師範 山田瑠璃子」です。 ブラフ18番館では、日頃花を飾って下さる山田先生が、正月には飾りを華やかにして下さるとのことで、長年続いているそうです。
外交官の家の正月飾り
外交官の家 外交官の家のテーマは「〜めでたいづくし〜」です。 お正月の謂れやめでたさをお花でコーディネートします。
開催期間は1月4日(水)〜10日(火)です。 コーディネーターは「サークルしつらえ 荒木惠子 他」です。 外交官の家の正月飾りは不定期で、支援して下さる先生がおられる年に実施しているとのことです。昨年も実施したとのことです。 会場で荒木先生にお会いできましたが、荒木先生は正月飾りは今年初めてとのことですが、見事な正月飾りでした。
正月飾りの中にテーマの「お正月の謂れ」が置かれていました。 正月 正月とは、年神様を迎えて、昨年の実りと平穏に感謝し、新しい年の豊穣と平安を祈念する行事でした。年神とは、作物をつかさどる神で、稲穂が稔って熟するまでの期間を年(年は稔に同じ意)といいます。
鏡餅は年神様へのお供えのものであり、ご神体そのものと考えられてきました。鏡は古より神様の宿るところであり、神社では御神体として祭っています。そして餅は稲の霊が宿っているハレの日の食べ物で、食べると生命力が与えられると言われてきました。これら二つの意味を持ち合わせる鏡餅を家の中心となる場に安置し、年神様にお供えし、魂の宿ったお餅をいただき、その年の豊作と皆の健康を祈るのです。神から分け与えられる魂がお年魂(おとしだま)で、お年玉はお餅からお金になったのは、江戸時代からです。
年神様に一年分の新しい魂を頂いてひとつ年を取るというのが「数え年」です。 お節(おせち)とは節日に用いられる神様にお供えする料理(節供)え、本来はお正月だけのものではなかったのです。 また門松は、年神さまを家に迎える目印で、「神を待つ」のです。門松を片づける時に年神様は帰って行き、年神様がいる期間を「松の内」といいます。 注連縄飾り災いが家の中に入らないようにするための結界を表します。 元旦とは一月一日の朝の意味です。
ベーリック・ホールの正月飾り
ベーリック・ホール ベーリック・ホールのテーマは「壬辰(みずのえたつ) 」です。
新春の食卓に盛運への願いを込めて 開催期間は1月5日(木)〜22日(日)です。 コーディネーターは「竹内 薫(フード&テーブル)」です。
また、開催期間1月16日〜22日(日)で、テーマ「新春をいける」、コーディネーター「佐藤馨代 華道家元池坊東京生成会支部」も行われます。 ベーリック・ホールの正月飾りは不定期で、支援して下さる先生がおられる年に実施しているとのことです。
関連するホームページ 横浜山手西洋館 山手西洋館の正月飾りその2へ 風来坊