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神奈川県庁
キングの塔
昭和3年(1928年)に建てられた国の有形文化財である神奈川県庁本庁舎が一般公開されています。 神奈川県庁本庁舎の一般公開は、平成23年6月から開始されたもので、平成23年度は毎月第3日曜日に公開されています。 9月18日(日)に訪ねました。
知事室
大会議場
大正12年(1923年)の関東大震災で焼失した全県庁舎の再建にあたり、公募で当選した小尾嘉郎の案をもとに、神奈川県内務部により設計され、建築顧問としてわが国の耐震構造学の泰斗である佐野利器が迎えられました。 昭和初期に流行した帝冠様式が取り入れられています。
第三応接室(貴賓室)
昭和2年(1927年)1月に建築に着手し、建築工事費275万円を費やして昭和3年10月に完成してしました。 外壁のスクラッチタイル貼りと中央の高塔が特徴的で、横浜税関本関庁舎の「クイーン塔」、横浜開港記念会館の「ジャック塔」とともに、横浜三塔として、「キング塔」と呼ばれています。
県庁の階段
装飾灯
神奈川県庁は日本大通りのシンボル的存在です。 現在の建物は神奈川県庁本庁舎としては4代目です。 知事が執務する現役の庁舎としては、大阪府庁本館に次いで2番目に古い建物です。 最近は映画やテレビドラマのロケにも使用されています。
階段の装飾
装飾タイル
県庁屋上の光景
ライト様式のテラコッタ
公開されているのは、3階の知事室(扉の外から見学)、第三応接室(旧貴賓室)、大会議場(旧議場)及び6階の展示コーナー及び屋上です。 展示コーナーには写真パネルや模型が展示されています。 屋上からは横浜港を一望することができます。
県庁屋上からの展望
一般公開では、公開されている部分を自由に見学することができます。 入口で氏名、住所(市町村名)を記入すれば見学できます。 事前申し込みの必要はありません。 公開時間は午前10時から午後4時までです。
キング塔とクイーン塔
関連するホームページ 神奈川県庁 アクセス みなとみらい線日本大通駅から徒歩5分 JR・地下鉄関内駅から徒歩15分 風来坊