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川崎散策 その2 (H24.10.4)


大師仲見世通り



大師仲見世通り



大師仲見世通り

大師公園から元の道を戻り「大師仲見世通り商店街」に入り、150mほど進むと「川崎大師平間寺」です。

「川崎大師平間寺」は真言宗智山派の大本山の寺で、川崎大師の通称で知られています。

高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山の一つです。



川崎大師本堂



川崎大師五重塔本堂


開創は大治3年(1128年)で、開基は尊賢上人、創建功徳主は平間兼乗です。

もろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として有名です。

総本山は京都東山七条にある智積院です。

正月には250万人を超える初詣の参拝者で大変な賑わいとなります。


川崎大師山門



大師表参道



川崎大師駅

「大師仲見世通り商店街」を元に戻り、2回左折して「大師表参道商店街」を500m程進むと前方が京急大師線の川崎大師駅です。

川崎大師駅の前はロータリーになっていていくつもの道路が放射線状に延びています。

「大師参道入口」の信号を左折し、「大師駅前」の信号のある3つ目の道路を左折します。

左折して100m程進んだ右手が「若宮八幡宮」です。


「若宮八幡宮」は大師地区の総鎮守で、地域に密着した神社として親しまれています。

御祭神は仁徳天皇です。

大田区の八幡塚六郷神社の氏子達が、大師河原を開拓した際に鎮守として祀った治水と干拓の守護神です。


若宮八幡宮



若宮八幡宮

若宮八幡宮神輿連合渡御は毎年8月に行われる夏祭りで、若宮八幡宮周辺の町内会が合同で行う名物行事です。

24町内会にある数多くの神輿が表参道、仲見世を練り歩き、川崎大師境内へと入っていきます。


「若宮八幡宮」からさらに100m程進んだ「大師薬師殿入口」の信号を左折し、2つ目の筋を右折して200mほど進んだ右手が「川中島神明神社」です。

「川中島神明神社」は創建が建武年間(1334〜1335年)と伝えられる古い神社です。

御祭神は天照大神です。


川中島神明神社



川中島神明神社

境内には道祖神のお堂があり、「歳の神」と「白衣観音石像」が安置されています。

赤子を抱いた姿の「歳の神」は咳の神様として風邪や百日咳、インフルエンザにご利益があるとのことです。


「川中島神明神社」から200m程進むと「川中島交差点」で、左右に走っている広い通りが市役所通りです。

「川中島交差点」を右折して400m程進むと「藤崎1丁目」の信号です。

信号の左手前にある「臨港消防署藤崎出張所」の裏手に「藤崎願掛け地蔵」が安置されています。

藤崎願掛け地蔵



市役所通りの街路樹



市役所通りの街路樹



労働会館前

「藤崎願掛け地蔵」は、江戸時代の中期以降、天明の大飢饉をはじめとする異常気象や噴火などによる犠牲者の霊を弔うとともに、厄災から救われることを願って建立されたお地蔵様です。

再開発の工事中のため、仮の場所に安置されている感じでした。


市役所通りに戻り西の方向(川崎駅の方向)に800mほど進むと「労働会館前」の信号です。

この交差点には横断歩道はなく、歩道橋を渡ることになります。


市役所通りの街路樹



川崎市体育館

歩道橋の上から川崎方向を眺めると、市役所通りは片側3車線とさらに広くなり、道路の左右と中央に街路樹が植えられています。

9月上旬ですが、早くも紅葉が始まっている感じでした。

紅葉の時期は見事な景観になると思われます。



川崎ハローブリッジからの労働会館方向の展望



川崎ハローブリッジからの川崎駅方向の展望


労働会館を過ぎると左側は競輪場と川崎球場、右側は富士見公園でその奥に川崎競馬場があるということで、高層ビルのほとんどないエリアです。

「労働会館前」の信号から700m程進むと市役所通りと第一京浜(国道15号)とが交差する大きな交差点です。

この交差点に架かっている立派な歩道橋が「川崎ハローブリッジ」です。


川崎ハローブリッジ



川崎ハローブリッジ

「川崎ハローブリッジ」は平成5年(1993年)3月に完成した、全国初のエレベーター付き立体横断歩道橋です。

建設省と川崎市の共同事業で建設され、橋の名前は公募で地元の小学生のアイディアが採用されました。

開放的で広々とした橋の上からは、川崎市の街の景観を360度にわたって眺めることができます。



ラ チッタデッラ


歩道橋を渡らずに左折して、第一京浜に沿って進み、300m程進んだ「新川橋」の信号を右折します。

右折して3つ目の信号を左折したところが「ラ チッタデッラ」です。

信号を右折すると「銀柳街」です。


ラ チッタデッラ



ラ チッタデッラ

「ラ チッタデッラ」は、イタリアの丘陵に造られた街、ヒルタウンをモチーフとした敷地面積約1.6万平方メートルのエンターテイメントエリアです。

「ラ チッタデッラ」はイタリア語で「小さな街」の意味で、外観はイタリアのトスカーナ地方がイメージされています。

平成14年(2002年)11月のオープン後、一躍川崎の新しい顔となりました。



ラ チッタデッラ


「ラ チッタデッラ」の前身は昭和12年(1937年)に誕生した「川崎映画街」です。

大空襲で全館が焼失しましたが、戦後は映画・スポーツ軸と娯楽文化エリアとして昭和の終わりまで長きに渡り活況を呈しました。

昭和60年から再開発事業が着手され、昭和62年のシネマコンプレックスの先駆けとなる「チネチッタ」、翌年の大型ライブホール「クラブチッタ」のオープンを経て、平成14年に複合商業施設「ラ チッタデッラ」が完成、現代的な文化情報発信地として生まれ変わり大きな集客力を誇っている。


ラ チッタデッラ



川崎駅前通り 右前方がさいか屋

「ラ チッタデッラ」から西方向に出て、最初の道路を右折すると右手に「さいか屋」があります。

「さいか屋」の傍の出口22から川崎アゼリア地下街に入り、川崎観光案内所に到着して今回の散策は終了です。




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      風来坊


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