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デンマークのクリスマス
山手111番館は、「デンマーク」で、テーマは「If〜願い叶う夜 Christmas Night」です。
デンマークはアンデルセンの生まれた国。 代表的な作品「人魚姫」と「マッチ売りの少女」をテーマにしたコーディネートを展示。 願い叶わぬまま天国に上った二人。もし山手111番館のクリスマスにて二人の願いが叶うのなら・・。 物語の1ページを幸せで包み込みます。 いつどんな時代であっても夢を持ち、夢を叶えることを描いていきたいとメッセージをこめて・・・。
山手111番館は、大正15年(1926年)アメリカ人 J.E. ラフィン氏の住宅として現在地に建てられました。 ワシン坂通りに面した広い芝生を前庭とし、ローズガーデンを見下ろす建物は、ベーリック・ホールを設計したJ.H.モーガン氏です。
大正9年(1920年)に来日したモーガンは、横浜を中心に数多くの作品を残していますが、山手111番館は彼の代表作の一つと言えるものです。 赤い瓦屋根に白壁の建物は地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟作りです。 創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。
横浜市は、平成8年(1996年)に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、改修工事をおこない平成11年(1999年)から一般公開しています。 館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配し、設計者モーガンに関する展示等も行っています。 ローズガーデンから入る地階部分は、喫茶スペースとして利用されています。
イギリスのクリスマス
横浜市イギリス館は、「イギリスのクリスマス」で、テーマは「英国式寄せ植えとおいしいお菓子で楽しむクリスマス」です。
クリスマス風にアレンジしたコンテナガーデンをお部屋で楽しみながら、英国に伝わる美味しいお菓子やお料理のレシピをご紹介します。 「R・S・V・P」誌に掲載の英国大使館提供のレシピなど美味しさ満載のクリスマスです。
横浜市イギリス館は、昭和12年に英国総領事公邸として現在地に建てられました。 鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模は、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けされていました。
玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージY世の時代)や、正面脇の銅板(British Consular Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しています。 昭和44年(1969年)に横浜市が取得し、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されています。
平成2年に横浜市指定文化財に指定されました。平成14年にリニューアルを行い資料展示室等が設けられ、一般見学できるようになりました。 建物の周りにはローズガーデンも整備され、バラの季節には特に美しい景観が楽しめます。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 世界のクリスマスは全館無料です。
関連するホームページ 横浜山手西洋館 世界のクリスマスその1(ブラフ18番館、外交官の家)へ 世界のクリスマスその2(ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館)へ 風来坊
横浜市イギリス館