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長谷寺のあじさい (H25.6.17)


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

長谷寺は正式な名称を「海光山慈照院長谷寺」と号しています。

天平8年(736年)開創という鎌倉でも有数の古刹です。

開山は徳道上人、開基は藤原鎌足の孫にあたる藤原房前です。


本尊である十一面観音菩薩は、養老5年(721年)に徳道上人の本願によって、一本の楠の霊木から刻出された2体の観音像のうちの一つといわれています。

残る一体は大和の長谷寺の本尊です。

古来より板東三十三観音の第4番霊場として民衆の信仰をあつめ、「長谷観音」の通称で親しまれる尊像は総高9.18mあり、日本最大級の木彫観音だそうです。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

長谷寺は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに境内地が分かれています。

入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配置され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。

あじさいの時期には花菖蒲が出迎えてくれます。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


上の境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路:アジサイの径(こみち)」があり、鎌倉でも有数の景勝地となっています。

この眺望散策路の周辺には約40種、約2500株のあじさいが群生しており、梅雨の季節には眺望はもとより「アジサイの径(こみち)」として、あじさいを楽しみながら散策できるようになっています。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

今年はあじさいの開花が早く、6月3日(月)に地元の正覚寺を訪ねたところ早くもあじさいが見頃を迎えていましたので、少し早いのではないかと思いつつも6月4日(火)に光則寺のヤマアジサイを見に行った際に、長谷寺を訪ねました。

「アジサイの径」に入るとすでに見頃のエリアもありましたが、全体としては少し早い感じです。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


長谷寺であじさいのお世話をされている方に見頃の時機を伺ったところ「あじさいの開花は例年に比べて早かったですが、その後気温の低い日が多かったためか、開花のテンポが遅くなり見頃は例年並みとなりそうです。見頃の時期は来週後半です」とのことでした。

見頃は1週間後ということで、鎌倉あじさい巡りの計画を立てていたところ、台風3号の影響で見頃と教えていただいた週の後半は生憎の雨続きでした。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

しかも、土・日はイベントに参加する予定がありましたので、見頃と思われる翌週の17日(月)に訪ねることになりました。

あじさいの時期は成就院、長谷寺は朝8時から、名月院は朝8時30分から開門になります。

例年は成就院→長谷寺→明月院の順に廻りますが、今年は成就院のあじさいの咲き具合が良くありませんのでパスすることとし、長谷寺に開門と同時にはいることにしました。



長谷寺のあじさい


開門15分前に到着するとすでに10名程度の方が来られておられました。

開門5分前には切符の販売が開始され、切符を購入して入門の列に並ぶことになります。

先頭から10番目程度に並ぶことができましたが、8時の開門前には100名以上の行列ができていました。

やはり長谷寺は早朝から混む感じです。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

入門してから真っ直ぐ「アジサイの経」に向かいましたが、前の方に並んでいた人は途中に並べてあるあじさいなどに目を奪われたようで、意外にも「あじさいの径」には一番早く到着することができました。

これはラッキーとばかり、全景の写真を撮りながら「一方通行のアジサイの径」を一巡りし、その後ゆっくりともう一度巡ることにしました。

今回は人の写っていない写真が多いのは、そのためです。



長谷寺のあじさい


アジサイは見頃過ぎではないかと思いましたが、最初に咲いたあじさいは見頃を過ぎていましたが、先週後半に雨が降り続いたためか、大部分のアジサイはまだまだ見頃で、今年はゆっくりとアジサイを楽しむことができました。

カメラマンの数も意外と少なかったですが、大部分の方はあじさいが見頃の先週に来られたのではないかと思われます。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

鎌倉のあじさいは人気が高く、見頃の時期は大変な混雑となり、長谷寺や明月院は入場制限のため1時間待ち、2時間待ちの状況になります。

長谷寺の「アジサイの径」の入口には、入場規制をするための柵等が準備されていますが、長谷寺の係員の話では、あじさいの時期は午後になると大変な混雑になり、平日でも1時間待ちになるとのことです。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


したがって、鎌倉のあじさい見学は朝早く行って、午前中に見終わるようにすることが肝要です。

長谷寺では、入場規制のため整理券が配布されますが、今年は入門が早かったためか整理券はありませんでした。

8時40分に長谷寺を出ましたが、入山券売り場もまだ行列はできていない状況でした。


長谷寺のあじさい



隅田の花火



ウズアジサイ

アクセス(長谷寺)

江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分。

入山料
:300円


駐車場

駐車料金は30分。300円です(予約はできません)。



ダンスパーティー


ピーターパン



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