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松田町寄ロウバイ園 (H25.2.17)


寄ロウバイ園



ロウバイまつりのポスター

神奈川県の北西部の松田町寄ロウバイ園でロウバイ祭りが開催されています。

期間は1月19日(土)〜2月28日(木)です。

寄は「やどりき」と読みます。なるほどと意味合いはわかりますが、読むのは難解です。

寄ロウバイ園は、松田町寄宇津茂地区の南斜面に広がるロウバイ園で、千本以上のロウバイが植えられています。


「南足柄市郷土資料館のひなまつり」「開成町瀬戸屋敷のひなまつり」を見た後に、ネットの友人の運転する車で向かいました。

JR松田駅や小田急線新松田駅のある松田町中心街から国道246号線を北東方向(東京方面)に2kmほど進むと「寄入口」の信号があり「寄方面」の案内板があります。

三叉路から7Kmほどで寄地区です。


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園

寄地区に到着すると右手に寄自然休養村管理センターとバスの停留所があり、左手の「みやま運動広場」が駐車場になっています。

ロウバイ園までの道路は狭いため、一般車両は乗り入れ禁止で、徒歩に向かうことになります。


駐車場からロウバイ園までは徒歩10分とのことですが、ロウバイ園は斜面の遙か上方にあり、どこにロウバイが咲いているのかなという感じです。

土・日曜日には無料シャトルバスが運行されており、今回は、無料シャトルバスで登ることにしました。

無料シャトルバスといっても、道路が狭いため、9人乗りのタクシーが運行されています。


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園

新松田駅から10Kmほど山間部に入るロウバイ園ですから、見学者は殆どいないだろうと思って来てびっくりでした。

駐車場には30台以上の車が止められており、シャトルバスも2回待ちでした。

無料シャトルバスの終点から左手に50mほど進んだところが、寄ロウバイ園の入口で、目の前に見事に咲き誇ったロウバイ群が飛び込んできました。


寄ロウバイ園のロウバイは、平成18年から地元の小・中学校の卒業記念に植えられているロウバイとのことで、現在では千本以上にもなっています。

早い段階に植えられたロウバイが成長し、多くの方に見てもらえる状況になったことから、町興しを兼ねて昨年から「ロウバイまつり」が開催され、今年が2回目とのことです。


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園

ロウバイは、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、1月から2月にかけて黄色い花を付けます。

花の香りは強い花です。

漢字で「蝋梅」と書くため、梅の一種と誤解されやすいですが、バラ科の梅とは無関係です。


早春のまだ寒さの厳しい頃、他の花に先立って、蜜蝋に似た黄色のかわいい花を、葉の出る前の枝に多数つけます。

花弁が蝋のようであり、かつ朧月(旧暦12月)に咲くことから、蝋梅という名前が付いたとのことです。


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園からの展望



寄ロウバイ園からの展望



寄ロウバイ園

寄蝋梅園は山の斜面を利用した蝋梅園で、斜面に散策路が設けられており、散策路を登りながら見事に咲き誇った蝋梅を楽しむことができました。

ロウバイは山の南側斜面全体に植えられていますが、まだ成長段階のロウバイも多く、今回見頃を迎えていた場所は、全体の1/3程度です。

ロウバイの成長とともに、年々見事なロウバイ園に成長していく感じです。

また、蝋梅園の上方からは、寄地区の集落などの見事な景観を楽しむこともできます。



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園


ロウバイ祭りの主催は「松田町・寄ロウバイの里づくり組合」です。

土・日曜日には、ロウバイ園売店・食堂では、地元のお母さんたちの自慢の手作りの品が販売されています。

食堂では、うどん、いなり寿司などの軽食が準備されています。

また、売店では、大根、ほうれん草、白菜、ねぎ、みかんなどの採れたての新鮮野菜販売、

自家製のこんにゃく、ゆずこんにゃく、オレンジピール、ショウガ糖、茶々だんごなどの自慢の手作り品の販売が行われています。


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園



寄ロウバイ園


寄ロウバイ園



寄ロウバイ園

アクセス

小田急線新松田駅またはJR松田駅から富士急湘南バス「寄行」終点下車、徒歩10分。

バスは1時間に1本程度です。
駐車場は100台程度駐車可能です。


入園料:無料


        風来坊


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