「利根川堤防」を上流に向かって1.4Kmほど進んだところに「昭和24年堤防決壊・竣工記念碑」がありました。
昭和24年8月31日から9月1日にかけて、キティー台風は利根川上流部日光で600ミリもの豪雨を降らせて、水位を一気に上昇させ、8月1日未明に氏家大橋付近の堤防約800mを決壊させ、旧氏家町大中集落の田畑や住宅を浸水して、一面は泥の海となり収穫前の稲穂をなぎ倒しました。
第2次世界大戦後、5年未満で連続4回の水禍ということで、建設省直轄の大規模堤防工事が行われ、翌年10月に全国有数の大堤防が完成したとのことです。
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