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高崎散策 その1 (H25.4.4)


観音山からの展望



ビジターセンター

JR東日本の「駅からハイキング」のイベント「たかさき『まちなか/美どころ』ウォーキング」に参加しました。サブタイトルは「高崎の人気名所!!『観音山』を巡る季節にぴったりのハイキング」です。

人口37万都市「高崎市」の中心市街地の見所とハイキングに最適の自然の中にある観光地を一度にお楽しみいただける充実コース・・・とのことです。


コースの概要は次のとおりです。

高崎駅→ビジターセンター(観光案内所)(受付)→群馬音楽センター→高崎シティギャラリー→山田かまち水彩デッサン美術館→観音山観光センター(チェックポイント)→白衣大観音→染料植物園→洞窟観音→清水寺→高崎公園→高崎市役所・21階展望ロビー→ビジターセンター(ゴール)→高崎駅


JR高崎駅



JR高崎駅からの展望 正面中央が高崎市役所



JR高崎駅からの展望

コースの歩行距離は約12km、歩行時間約3時間(施設での見学時間等を除く)、所要時間約4時間30分(施設での見学時間を含む)です。

歩行距離はコースを歩くのみで約12Kmですが、それぞれの散策スポットで満開の桜を眺めながらの散策となり、所要時間5時間30分、約23500歩でした。

しかも観音山の山頂に到着した後、観音山を上り下りするコースでしたので、いささか疲れました(苦笑)



高崎市街


今回の「駅からハイキング」のコースは、期間設定が4月1日〜6月30日と随分長く、どの季節が良いのかなと思っていましたが、青春18きっぷが残っていましたので、思い切って4月4日出掛けることにしました。

東京・横浜の桜は4月2日、3日の強風と雨ですっかり散ってしまいましたので、高崎も見頃過ぎではないかなと思いましたが、丁度見頃でラッキーでした。


高崎市街



高崎城址公園



高崎城址

ビジターセンター(観光案内所)で地図をもらってのスタートです。

今回のコースは観音山散策がメインで、市街地はほぼ直線的に抜けるコース設定となっています。

高崎駅西口から前方に真っ直ぐ伸びている道路を100mほど進んだ最初の信号を右折し、300mほど進んだ2つ目の信号を左折して、真っ直ぐ伸びている道路を500mほど進んだ左手が「高崎城址公園」です。



高崎城址公園


高崎城は慶長3年(1598めっm)、箕輪城主井伊直政が徳川家康の命により和田城跡に移り築城したのが始まりです。

高崎城は烏川に沿って築城された輪郭梯郭複合式の平城でした。

明治維新後に廃城となり取り壊されましたが、乾櫓と東門が移築保存されています。


乾櫓と東門



東門

高崎城址は市街化が進み、超高層21階の市役所や音楽センターなどの公共施設が多く並んでいます。

お堀の周辺は高崎城址公園として整備されており、外堀と堀に沿った土塁の大半が残されています。



高崎城址公園


高崎城址公園には約300本のソメイヨシノや枝垂れ桜が植えられており、春には桜の名所として人気の高いスポットです。

夜はライトアップされ、お堀の水面に映し出される黒とピンク(白)のコントラストがとても美しく、夜桜見物で賑わうとのことです。

城を囲む土塁の上は遊歩道になっています。


高崎城址公園



群馬音楽センター



群馬音楽センター

「群馬音楽センター」は、高崎市の文化のシンボルとして、昭和36年に高崎市民の寄付金を基に建設されました。

「群馬音楽センター」は、日本の近代建築に大きな影響を与えた巨匠アントニン・レーモンドの設計です。


その独特な外観は、折板構造(不整形折面架板構造)によるもので、内部は地下1階、地上2階で構成されています。

1932席あるホールは、コンサートホールとしてはもちろん、日本の伝統芸能である歌舞伎や能、世界各国の劇団によるオペラやバレエなどが上演されています。

建物の向かいに珍しいコントラバス型の電話ボックスが設置されています。


コントラバス型の電話ボックス



烏川と桜並木と浅間山



浅間山

「群馬音楽センター」から300mほど進むと「和田橋交差点」で、目の前を烏川が流れています。

和田橋交差点の歩道橋に登ると、烏川沿いには桜並木が続いており、桜並木の上には浅間山を遠望することができます。



和田橋と観音山 白衣大観音は街灯の右側ですが霞んでいます


和田橋の向こう側に見えるのが観音山です。

白衣大観音は和田橋の街灯の少し右ですが、残念ながら霞んでいます。

和田橋を渡ったところが乗附緑道です。

烏川西岸土手が沿いに約200本の桜並木が続き、咲き誇る桜の街道を歩くことができます。


観音山 白衣大観音はもう少し右です



乗附緑道



乗附緑道



乗附緑道

和田橋から上流の八千代橋までの間に122本の桜が植えられています。

和田橋から下流の聖石橋の間にも60本以上の桜が植えられています。

和田橋から上流に向かって桜並木を暫く歩きましたが、今回の散策コースには含まれていませんので、途中で引き返しました。


和田橋から700mほど進んだ右手が高崎高校で、その手前の信号を左折して50mほど進んだところに「山田かまち水彩デッサン美術館」があります。

高校一年生の夏(昭和52年)、自宅でエレキギターの練習中に亡くなった「山田かまち」の絵と詩と遺品を展示しています。

豊かな色彩と鋭い描線は、疾風のように過ぎ去ったかまち君の青春と愛と悩み、祈りと反抗、束縛と無理解を告白しているように思われるとのことです。


山田かまち水彩デッサン美術館



群馬県護国神社



群馬県護国神社

「山田かまち水彩デッサン美術館」から元の道路に戻り、200mほど進むと群馬県護国神社があり、その左側が観音山への登り口です。

群馬県護国神社は、昭和16年(1941年)11月に建立され、日露戦争以後の殉死者の英霊が祭られています。



観音山に登る道の桜



観音山に登る道の桜


観音山は、山頂近くにある「観音山観光センター」までJR高崎駅から最短で徒歩で約45分の場所にあります。

JR高崎駅から近いことから、人気のハイキングコースのようで、今回の「駅からハイキング」のそのハイキングコースに沿って設定されているようです。


観音山に登る道の桜



観音山駐車場からの展望



観音山駐車場からの展望



観音山観光センター

護国神社から右に左にとカーブの続く急な上り坂を、道路脇に植えられている満開の桜を眺めながら25分ほど上ったところが観音山駐車場です。

駐車場の一角に「観音山観光センター」(チェックポイント)があります。

高崎山には約3000本の桜が植えられていますが、観音山駐車場附近には数多くの桜があります。



観音山駐車場



観音山駐車場


観音山の桜はライトアップされるそうで、観音山駐車場から見る夜桜と高崎市街地の夜景は綺麗とのことですが、昼間の景観も素晴らしいものがありました。

「観音山観光センター」を中心に多くの名所旧跡があり、観音山駐車場に車を止めて散策するのが定番のようです。

この日も駐車場は満車に近い状況でしたが、結構車の出入りが多くて、殆ど待ち時間なしで駐車できる感じでした。


観音山駐車場



観音山公園



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     風来坊


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