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太鼓橋から上流の展望
目黒川は世田谷区から目黒区、品川区を通って東京湾に注ぐ延長8kmほどの二級河川です。 河口付近では古くは品川といわれていました。湾岸開発が進む以前は、河口付近で流れが湾曲していて流れが緩やかであったため、古くは港として使われ、品の行き交っていた川であったため、これが「品川」の起こりとされています。
目黒新橋から下流の展望
もともとは世田谷区三宿付近で北沢川と烏山川が合流して目黒川となっていましたが、現在は上流の両河川が暗渠化されて緑道となっています。 また、目黒川の部分でも国道246号線の大橋より上流は暗渠化されて、目黒川緑道となっています。 このため、現在開渠となっている部分は大橋より下流です。
目黒新橋から下流の展望 前方がふれあい橋
目黒川の遊歩道
開渠部分の大橋から目黒駅近くの目黒雅叙園付近までの約3.8kmには約830本のソメイヨシノが植えられています。 この目黒川は東急東横線中目黒駅の下流部分から川幅が数倍に広くなるため、中目黒駅の上流と下流では雰囲気が全く異なります。
今年は目黒駅から国道246号線の大橋まで散策しました。 目黒駅から目黒雅叙園に向かって急な坂道を下り、目黒雅叙園を左手に見てそのまま少し進むと目黒川に架かっている「太鼓橋」です。 太鼓橋から眺めると上流、下流のいずれも見事な桜並木が続いています。 下流の左岸は幅広い散策路が設けられており、公園のような感じです。
ふれあい橋から下流の展望
ふれあい橋から上流の展望
太鼓橋の約500m下流に東急目黒線の鉄橋があり、その少し下流にある「亀の甲橋」で桜並木は終了しています。 東急目黒線の鉄橋の少し上流から品川区となります。 同じ目黒川ですが、大橋から約3.8km続いた桜並木が、品川区に入ると殆ど見られなくなります。 理由はよくわかりません。
「太鼓橋」から100mほど上流にあるのが、「目黒新橋」でその上が目黒通りです。 「目黒新橋」は一段高い場所に架かっているため、この橋からの景観は素晴らしいものがあります。
目黒川の遊歩道 右側はふれあい橋に上る通路
「目黒新橋」から上流は川の両側に遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策することができます。 中目黒から上流の目黒川では、川沿いでビニールシートを敷いての宴会はできませんが、中目黒から下流のエリアでは、数年前の日曜日に来た時は、遊歩道の半分程度にビニールシートが敷かれて多くの人が花見を楽しんでいました。
田道橋から下流の展望
田道橋から上流の展望
今年は平日のしかも昼前だったためか、散策路の椅子に座って昼食を食べている人を見かけましたが、ビニールシートを敷いての宴会は見られませんでした。 「場所取り禁止」との掲示がありましたので、事前にビニールシートを敷いての場所取りは禁止のようです。 平日は昼休みの時間や会社の終わる夕方は大賑わいになるのではないでしょうか?
中里橋から下流の展望
目黒新橋の一つ上流にあるのが「ふれあい橋」です。 目黒区民センターの前にある橋で、橋の上が広場になっています。 この橋も一段高くなっており、橋の上から素晴らしい桜並木を眺めることができます。 また、「ふれあい橋」の傍には、「目黒区民センター公園」「田道広場公園」があります。
中里橋から上流の展望
「ふれあい橋」から上流に向かって「田道橋」「中里橋」「なかめ公園橋」「田楽橋」と続きます。 川の両岸の桜並木は「なかめ公園橋」までで、「なかめ公園橋」と「田楽橋」の間は、桜並木は右岸のみです。 「なかめ公園橋」の傍に、「中目黒公園」があります。
「田楽橋」から上流の中目黒駅までの間は、遊歩道は目黒川の左岸のみです。 川沿いに沿って進み、歩道橋で駒沢通りを横切ったところが「宝来橋」です。 「宝来橋」にきてびっくりです。 「宝来橋」と中目黒駅傍の「日の出橋」までの間の、右岸が公園として整備されていました。
なかめ公園橋から下流の展望
なかめ公園橋から上流の展望
アクセス JR目黒駅・東急目黒線目黒駅・東京メトロ南北線目黒駅から徒歩5分で「太鼓橋」または「目黒新橋」です。 目黒川に沿って散策するコースですからもちろん無料です。
宝来橋から上流の展望
日の出橋から上流の展望 前方の橋が宝来橋 右が公園
公園から日の出橋方面の展望 左上は中目黒駅
目黒川の桜 その2へ 風来坊