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アナベルの雪山 (H25.6.28&6.30)


アナベルの雪山



アナベルの雪山

東京サマーランドの「あじさい園」は、ファミリーパーク・スポーツエリアにあります。

「あじさい園」の入口は、東京サマーランドの正面入口とは異なっており、1.5kmほど西方に離れた場所にあります。

正面入口からあじさい園入口までは、無料シャトルバスが運行されています。



アナベルの雪山



アナベルの雪山


「あじさい園」は通常は閉鎖されており、あじさいの開花時期にあわせて「あじさい観賞」のイベントとして開園されます。

今年が39回目の「あじさい観賞」で、開園期間は6月8日(土)〜7月13日(日)で、開園時間は午前10時から午後5時までです。


展望台への散策路



アナベルの雪山

「あじさい園」には、約60品種、約15,000株のアジサイが約3万平方メートルの敷地内に植えられており、品種、株数とも国内有数です。

なかでも6月下旬から7月上旬には国内でも貴重種である純白のアナベル(北米原種)が山の斜面を埋め尽くします。

まるで雪山を思わせるところから「アナベルの雪山」として、テレビや新聞などで毎年紹介されています。



展望台への散策路



右上が展望台です


今年も「アナベルの雪山」を見に行きたいと思って、あじさい園のホームページの「花便り」の開花情報をチェックしました。

今年は各地のあじさいは随分開花が早かったですが、あじさい園の開花情報がなかなか提供されません。


展望台への散策路から



展望台への散策路から

鎌倉のあじさいが見頃を迎えた6月17日に最初の開花情報が提供され「ガク系7分咲き、テマリ系5分咲き、アナベル3分咲き」となっています。

今年は東京サマーランドのあじさいの開花は少し遅いようで、6月21日にガク系やテマリ系は見頃を迎えましたが、アナベルは6分咲きです。

そして、26日になってアナベルが見頃との情報がやっと提供されました。


展望台への散策路から


30日にオフ会を計画していましたので、28日に下見を兼ねてあじさい園を訪ねました。

10時開園の15分ほど前に到着したところ、平日にもかかわらず、すでに30名程度の方が来られていました。

来られていた人の話から「前日テレビで放映された」ことがわかりました。

やはりマスコミの威力は凄いものがあります。

30日(日)に再度訪ねましたが、この日は開園時間を早めたようで、10分前に到着したところすでに多くの方が入園されていました。


展望台から



展望台

東京サマーランドファミリーパークは、緑豊かな秋川丘陵、清流秋川のほとりの緩やかな丘陵地に広がっています。「あじさい園」のアジサイも、そのほとんどは緩やかな丘陵地に配置されています。

散策路の順路の案内にしたがって、アジサイを見ながら逐次斜面を登っていくことになります。



展望台から 緑のアナベルが散見されます



展望台から 緑のアナベルが散見されます


アナベルの植えられているのは、「あじさい園」の一番奥の斜面です。

「あじさい園」の一番高い部分で、展望台はそこからさらに急な坂を10m程度登る必要があります。

坂道を登ってきた上に、最後に急坂があることから、運動不足の人には結構きついようで、パスされる人も見かけられます。

今年はこの場所で、インターネットの友人(初対面)に遭遇するハプニングがありました!


展望台から



展望台から



展望台から 緑のアナベルが散見されます

アナベルの原種は北米です。最初はグリーンで、咲き始めると薄いグリーンとなり、開花につれて真っ白に変化します。

その色合いは上品で清楚です。

アナベルは土壌の酸性、アルカリ性にかかわらず真っ白です。見頃を過ぎると濃いグリーンに変化します。



見頃のアナベル


見頃前のアナベル


「アジサイ園」のアナベルが植えられている斜面は、見頃になると真っ白になり、まるで雪が積もったように見えることから「アナベルの雪山」と名付けられています。

現在は、斜面一帯に約3000株のアナベルが植えられ、見事な景観を呈していますが、以前はこの半分程度で、現在の規模になったのは10年ほど前からだそうです。

展望台から 緑のアナベルが散見されます



昨年のアナベルの雪山



今年のアナベルの雪山



今年のアナベル

10年ほど前までは、斜面の左半分は桜が植えられていたそうです。

折角アナベルの景観を提供するのであれば、斜面全体をアナベルで埋め尽くすのが良いとの考え方で、斜面全体にアナベルが植えられ、現在の見事な雪山となったそうです。

しかしながら、今年は雪山の様子が少し異なっていました。



昨年のアナベルの雪山



今年のアナベルの雪山


雪山の正面のアナベルは、斜面の半分以下のエリアが殆ど咲いていないのです。

例年、咲いていないエリアが一部分ありますが、このように斜面の下半分が全体にわたって殆ど咲いていないというのは初めてです。

展望台に登る散策路や展望台からは素晴らしいアナベルを眺めることができますが、下方正面からは残念ながら例年のような素晴らしい光景を見ることができません。


今年のアナベル


あじさい園


ウッドチップロードのアナベル



ウッドチップロードのアナベル



ウッドチップロードのアナベル

「あじさい園」には約60種類のアジサイが植えられおり、6月中旬から7月上旬にかけて、咲き変わることから長期間にわたりアジサイを楽しむことができます。

しかし、アナベルは見頃の時期が一番遅いため、アナベルをターゲットに「あじさい園」を訪ねると、他のあじさいは見頃を過ぎていることが多いです。



あじさいの里 前方の白い部分がアナベルの雪山


今年訪ねたのは、アナベルが見頃の初期の段階でしたので、ヤマアジサイは見頃を過ぎていましたが、その他のあじさいはまだ見頃を保っていました。
また、あじさい園では3年前からピンクのあじさいの栽培を始めましたが、今年は随分成長して、群生になりつつありました。


あじさいの里



ピンクのアナベル



ピンクのアナベル


ピンクのアナベル



ウッドチップロードのあじさい



ウッドチップロードのあじさい



ウッドチップロードのあじさい

アクセス

バス

京王線八王子駅中央口、路線バス3番乗り場、JR中央線八王子駅北口、路線バス6番乗り場より30分 
路線バス料金 大人490円 子供250円

JR五日市線秋川駅北口、路線バス2番乗り場
路線バス料金 大人190円 子供100円


路線バスの運行はサマーランド正面入口までです。

正面入口からアジサイ園入口までは、無料シャトルバスが頻繁に運行されており、約5分で移動できます。

また、「あじさい観賞」期間中は、秋川駅北口からあじさい園入口までの「無料送迎バス」が運行されています。ただし、平日のみです。


あじさい園入り口付近のあじさい



ウェディングブーケ



ハイエスターバースト



三河千鳥


タクシー


JR五日市線秋川駅から1000円程度



徒歩

JR五日市線武蔵引田駅から徒歩25分


入園料 

中学生以上500円 子供300円

サマーランドの施設を利用される方はあじさい園とは別料金になっています。


駐車場
大きな駐車場がありますが、土・日は大変混雑します。

駐車料金は1200円ですが、あじさい園のみ利用時は半額の600円です。


ヤエカシワバアジサイ



ウズアジサイ


西洋あじさい



???


関連するホームページ


東京サマーランド(バス時刻表あり)

東京サマーランドあじさい園(割引券あり)


        風来坊


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