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清里ハイランドパークのユリ (H25.8.17)


清里ハイランドパーク頂上 標高1900m



清里ハイランドパーク頂上のユリ



展望ヒュッテ

清里高原は八ヶ岳南麓に広がる高原で、緩やかで圧倒的な広がりの裾野と、変化に富む富士山や南アルプスなど3000m級の山々とのコントラストが美しいところです。

四季折々に変化する自然やのどかな牧場、森の美術館や各種のスポーツ、登山、トレッキングなど、観光のみでなくアウトフィールドとしても魅力の多いところです。


清里高原は、開拓によって開かれた土地で、戦後は観光業振興の影響を受けて発展しました。

昭和50年代にいわゆる「清里ブーム」が起こり、東京圏から多くの観光客が訪れました。

観光客目当てのパンションやタレントショップその他の店舗が数多く建ちましたが、バブル崩壊によりブームが沈静化し、ブーム最盛期に作られた店舗の閉鎖が相次ぎました。

現在では、新しい試みの新規出店も見られるようです。


パノラマリフト山頂駅



清里ハイランドパークのユリ 遙か彼方に見えるのが清里



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ

清里高原は、夏季は避暑地として、冬季はスキーを目的に訪れる人がメインです。

また、八ヶ岳への山登りに利用する人もいます。

ペンションなどの宿泊施設も多数あります。



清里ハイランドパークのユリ


清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ


清里では「清里ピクニックバス」が運行されており、周回するバスルートが複数あります。

平日運行ルートと休日(土・日・祝日)運行ルートがあり、平日と休日で運行区間が異なります。学校の夏季休暇中やGWは平日でも休日運行ルートになります。

料金は距離に関係なく1乗車につき300円です。1日周遊券は600円です。
今回は8月の訪問でしたので、休日運行ルートを利用して、1日周遊券で観光スポットを巡りました。


清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ

「清里ピクニックバス」のスタートは、清里駅傍の「清里バスセンター」です。

清里駅は標高1274mで、標高1346mの野辺山駅に次いでJRでは2番目に高い駅です。JRの最高標高地点は清里駅と野辺山駅の間にあり標高1375mです。


清里バスセンターから10時10分発の「清里周遊」バスに乗り、「JR最高地点(5分停車)」「野辺山駅前」「学校寮明治大学前」「美し森」「美し森ファーム」を経由して、今回の目的地「清里ハイランドパーク」で下車しました。

乗車時間は約40分です。


鉄道最高地点 標高1375m



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ

「清里ハイランドパーク(サンメドウズ清里)」は標高1600mから1900mに広がる高原で、8月には200種類以上の山野草を楽しむことができます。

また、12月上旬〜4月上旬はサンメドウズ清里スキー場となり、八ヶ岳主峰の赤岳を背にスキーを楽しむことができます。

ここでは上級、中級、初級のさまざまなコースが設定されています。


このため、広々とした敷地に2つのリフトが運行されています。

メインのパノラマリフトは、麓と標高1900mの山頂とを結ぶ全長1100mのリフトです。

標高差300mを所要時間約10分で結んでいます。


清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ



清里ハイランドパークのユリ

山頂には展望ヒュッテや見晴台があり、富士山をはじめとして赤岳、南アルプスなどの日本百山の山々を一望することができます。

山頂からの素晴らしい展望は、山梨県新富獄百景に選定されています。

しかしながら、この日は雲が多くて素晴らしい景観を見ることができませんでした。



清里カフェ


山頂からの斜面には30万株のユリが植えられており、8月には見事なユリの景観を楽しむことができます。

昨年は清里ハイランドパークを訪ねたのが9月だったため、残念ながらユリを見ることができませんでした。

今年はユリの開花状況をチェックしながら訪ねましたので、ちょうど見頃でした。


清里カフェ




フラワーリフト付近のユリ



フラワーリフト付近のユリ



フラワーリフト付近のユリ

ユリが植えられているのは、山頂から麓に向かうゲレンデです。

ゲレンデのパノラマリフトの反対側斜面に階段が設けられていますが、この階段を利用しないと滑って斜面を降りることができないほどの急勾配です。

ユリの植えられている斜面の上と下では標高差が50m以上あり、ユリのエリアの下まで降りると急勾配を上る必要があり大変です。


フラワーリフトは、八ヶ岳最高峰赤岳を真正面に眺めながら乗車できます。

この日は残念ながら八ヶ岳は雲の中でした。

フラワーリフトでは約1700mまで上ることになります。

フラワーリフトを降りたところに、夏季限定のレストランカフェ「清里カフェ」があります。


フラワーリフト付近のユリ



フラワーリフト



前方の山の手前がパノラマリフト山頂駅



ユリの寄せ植え

「清里カフェ」の周辺にもユリが植えられています。

また、フラワーリフトの運行されている斜面には、いろいろな花が植えられており、花を楽しみながら斜面を降りてくることができます。

こちらの斜面は緩やかです。


また、「清里カフェ」から頂上までも遊歩道が設けられています。

麓から「清里カフェ」を経由して山頂までの、標高差300mを登ってくる人も数多く見られました。


清里カフェ付近のユリ




清里ハイランドパーク全景 上部の赤い楕円形の場所にユリが咲いています



清里ハイランドパークのユリ

今回はパノラマリフトで山頂まで登り、山頂からの展望やゲレンデのユリを楽しみました。

ユリの咲いている一番下のエリアまで降りましたので、再度山頂に登るのは諦めて、遊歩道を「清里カフェ」まで降りてきました。

ピクニックバスの出発時間の関係で、「清里カフェ」からはフラワーリフトを利用しました。



山頂付近の山野草



山頂付近の山野草


山頂付近の山野草



山頂付近の山野草


山頂付近の山野草



山頂付近の山野草


山頂付近の山野草




関連のホームページ

 清里観光振興会

 清里ハイランドパーク


       風来坊


山頂付近の山野草


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