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河口湖&山中湖周辺の紅葉 (H25.11.12)


河口湖ボート乗り場付近の紅葉



河口湖ボート乗り場付近の紅葉



河口湖ボート乗り場付近の紅葉

富士五湖周辺には紅葉の名所が数多くあります。

富士五湖は東から、山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖と、富士山を取り巻くように位置しています。

富士の噴火によって流出した溶岩流が川をせきとめてできたと言われています。


富士五湖といっても広いエリアですから、今年は河口湖及び山中湖周辺の紅葉を訪ねました。

河口湖は富士五湖の中で一番北側にあり、湖全体が富士河口湖町に属しています。

河口湖は湖面の標高830m、最大水深15.2m、面積6.1平方キロです。

富士五湖の中で面積は2番目ですが、海岸線は最も長い湖です。


河口湖ボート乗り場かたの展望



河口湖大橋付近の紅葉



河口湖大橋付近の紅葉

河口湖周辺といっても、紅葉の名所は長い海岸線に点在しており、散策といってももちろんドライブです。

11月12日(火)に訪ねましたが、当初2人の予定が、前日及び前々日に一人ずつ参加申し込みがあり、結局4人で訪ねることになりました。

行き先やコースについては、4人で相談する暇はありませんので、ドライバーであるネットの友人にお任せということになりました。



大池公園のポプラ並木



大池公園のポプラ並木


JR横浜線橋本駅で6時20分に3人が待ち合わせをして、出発しました。

平日でかつ早朝だったこともあり、極めてスムーズで7時40分には富士急行河口湖駅に到着しました。

河口湖駅まで電車で来る友人が8時43分到着の予定でしたので、1時間余裕があり、河口湖畔の大池公園の紅葉を見に行くことにしました。

大池公園は河口湖の南岸、河口湖大橋の東側に広がる公園です。

ポプラ並木の美しい公園で、水辺の散策にも適しています。


大池公園のポプラ並木


大池公園のポプラ並木


公園は敷地が広く、駐車場やトイレも完備していますので、様々なイベント会場や式典に利用されています。


「冬花火 湖上の舞」「河口湖光のファンタジア」のメイン会場にもなるとのことです。

この日は、天気予報では「晴れのち曇り」となっていましたが、橋本出発時から上空は厚い雲に覆われていました。

河口湖に近付くと北半分は徐々に晴れてきましたが、南側は厚い雲の覆われており、富士山は顔を見せてくれそうにありません。


太陽も厚い雲の中です。

これでは紅葉の写真撮影にはならないなあと思っていたところ、大池公園に到着して暫くすると時々太陽が顔を覗かせてくれるようになりました。

大池公園の紅葉の写真は、太陽光線の届いている部分と届いていない部分が混在しています。


大池公園の紅葉



美術館通りの紅葉



美術館通りの紅葉



美術館通りの紅葉

電車で来た友人と8時45分に河口湖駅で無事合流し、河口湖の北岸から紅葉を見て回ることになりました。

河口湖のボート乗り場付近に到着すると、太陽光線も連続して届くようになり、湖畔から素晴らしい景観を楽しむことができました。


河口湖ボート乗り場から「もみじ回廊」に向かいましたが、途中の美術館通りで一時停車し、道路沿いの紅葉を楽しみました。

「もみじ回廊」には、9時30分頃に到着しましたが、すでに多くの観光客で賑わっていました。


美術館通りの紅葉



もみじ回廊



もみじ回廊



もみじ回廊

今年は11月1日から11月30日の間、「2013富士河口湖紅葉まつり」が開催されています。

この紅葉まつりの中心となるのが「もみじ回廊」と「紅葉トンネル」です。

河口湖畔円形ホール近くのイベント会場では、富士河口湖町の物産テントが並び、地元産の旬な野菜やキノコなど、イベントならではの地場産物が盛りだくさん陳列されています。

普段では買うことのできない掘り出し物もあるようです。


紅葉まつりのイベント会場である梨川には、樹齢80年を超えた紅葉の大木が150mにわたり植えられています。

特に梨側両岸の60本ほどの紅葉は、夕方からライトアップされ、もみじ回廊は幻想的な雰囲気になります。

もみじ回廊は手前の方は見頃でしたが、奥の方はまだ緑の葉が多い状況でした。


もみじ回廊



もみじ回廊



もみじ回廊



もみじ回廊

「もみじ回廊」から小川沿いに坂を登った左手に、「久保田一竹美術館」があります。

久保田一竹美術館は、久保田一竹氏の作品「一竹辻が花」を展示している美術館です。

「辻が花」は室町時代に栄えた縫締絞の文様染で、名称の由来は定かではありません。

はじめは庶民の小袖から始まったと言われていますが、後に武家に愛され、高級品として一世を風靡します。しかし江戸時代の初期にその姿を消してしまいます。



もみじ回廊の上流エリアの紅葉



もみじ回廊の上流エリアの紅葉


幾つかの説が挙げられていますが、より自由に絵画的表現の出来る友禅の出現により、辻が花染めは衰退したとされる説が有力とのことです。

室町時代に栄え、こつ然と姿を消した幻の染め「辻が花」。久保田一竹氏は20歳の時、その美しさに魅了され独自の技法による染色芸術「一竹辻が花」を完成させました。

日本国内はもとより多くの海外展により高い評価を得ています。


もみじ回廊の上流エリアの紅葉



もみじ回廊の上流エリアの紅葉

「久保田一竹美術館」の右手の坂道を上っていくと、この付近も道路の両側に紅葉が植えられており、見事な景観を呈しています。

一番上部は、もみじ回廊の上部からさらに坂道を300mほど上ることになることから、比較的観光客も少なく、ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。



久保田一竹美術館の紅葉



久保田一竹美術館の紅葉



関連のホームページ

 富士河口湖総合観光情報サイト

 久保田一竹美術館




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久保田一竹美術館の紅葉


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