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横浜公園のチューリップ
港よこはまの春を彩る「よこはま花と緑のスプリングフェア2013」が今年も開催されます。 今年で35回目を迎えるスプリングフェアは、緑化活動普及を目的にしたイベントです。 その内容は「横浜公園のチューリップまつり」と「山下公園の花壇展」です。 「横浜公園のチューリップまつり」は、4月20日〜22日の間、「山下公園の花壇展」は4月20日〜5月6日の間、開催されます。
市民のボランティアによって植えられた69品種、16万本のチューリップが咲き誇る横浜公園会場では、チューリップ祭りの期間中に、華道家の假屋崎省吾さんによるトーク&チューリップ生け花パフォーマンスやチューリップの花びらアート・アクション、フォトコンテストなどが実施されます。 また、花苗や園芸用品、市内農産物を販売するブースも設置されます。
昨年はチューリップの開花が遅く、チューリップまつりの期間中にチューリップが殆ど咲いていなかったため、開催期間を1週間遅らせたようです。 しかしながら、今年は桜を始めとして花の開花が随分と早まりました。
横浜公園のチューリップまつりは、4月20にと21日だからと安心していたところ、4月14日に横浜公園にチューリップを見に行ったネットの友人から、「中リップはすでに見頃を過ぎています」との情報が届けられました。 4月12日に見に行った昭和記念公園のチューリップは丁度見頃だったのにと思いつつも、4月16日に訪ねました。
横浜公園についてびっくりです。 ツーリップは見頃を過ぎており、2割程度のチューリップはすでに花が摘み取られており、花壇には隙間ができています。 また、1割程度はすでに萎んでいます。 どうにか間に合ったという感じです(苦笑)。
横浜公園は、横浜の中では山手公園についで2番目に古い公園です。 横浜市役所のすぐ隣にあり、横浜という都市の発展とともに歩んできた公園ともいえます。 在留外国人の生活環境改善を求めた条約に基づき、遊郭の跡地に整備が行われ、明治9年(1876年)に開園され、一般の人々にも開放されたため当時は「彼我(ひが)公園」といわれていました。
明治42年(2009年)には、公園全域が横浜市の管轄となり、大震災と戦後の接収時代を経て、昭和27年の解除後は当時の平沼市長が命名した公園内の平和球場で高校、大学、ノンプロの野球試合が数多く行われました。 昭和53年に横浜スタジアムが建設されたのを機に、園内の老朽化した諸施設を改築、日本庭園風の池と流れ、噴水や多目的広場などが整備されました。
さらに昭和62年(1987年)、水道の貯水設備と共に、水の出る4つの彫刻がある水の広場が整備され、現在の形になっています。 1年を通じ人気のある横浜公園ですが、見物は何といっても春のチューリップです。 公園を彩る色とりどりの花は16万球にのぼり、様々なタイプの品種を見ることができます。
チューリップの花は、平成9年(1997年)に横浜市中区の区政70周年を記念して「区の花」に制定されました。 この横浜公園のチューリップは、「区の花」の普及に努めているイベントの代表的なもので、市民ボランティアによって植えられています。
さまざまな品種のチューリップが整然と植えられており、それぞれに美しい花を咲かせる様子は、16万株という数のせいもあって壮観な眺めです。 訪れる人の殆どはカメラを携え、チューリップを背景に記念撮影をする姿が見られます。 また、公園では昼食を楽しむ人も多く見かけられます。
ことしは、すでに見頃を過ぎていて一部のエリアでは花が摘み取られて空間ができており、綺麗に咲いているエリアを選んでの撮影となりました。 また、例年は朝早く出かけますが、今年は所要があって昼からとなりました。 このため人影の入らない撮影は困難でした、
横浜スタジアム
アクセス 横浜市営地下鉄関内駅市庁舎側出口、JR関内駅南口から徒歩3分 みなとみらい線日本大通り駅スタジアム口から徒歩2分 入園料 無料 風来坊