散策スポット・横浜

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

花と器のハーモニー2013 その1 (H25.6.1)

ブラフ18番館


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾

横浜山手西洋館では2001年から「花と器のハーモニー」が開催されており、今年で13年目を迎えます。

「花と器のハーモニー」は、フラワーアレンジとテーブルコーディネートにより西洋館を美しく装い、訪れる人に普段とは一味違った西洋館を愉しんでいただくことを目的でスタートしたとのことです。


開催に当たっては毎年テーマが設けられていますが、13回目の今年のテーマは「横濱プロムナーデ〜初夏のお散歩〜」です。

このイベントはここ数年6万人を超える人達が訪れています。

今年も公募により選ばれたプロのアーティストの方々が製作した装飾が各館に展示されています。


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾

今年は6月1日(土)から6月9日(日)の間、開催されました。

開催期間中は、様々なセミナーや関連イベントも行われました。

また、当イベントの連動企画として「花と器のハーモニーinそごう横浜店」「根岸なつかし公園旧柳下邸」「野島公園旧伊藤博文金沢別邸」などが行われます。


ブラフ18番館

ブラフ18番館のテーマは「愉楽 〜YURAKU〜」です。


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾

作品のコンセプトは

穏やかな丘の庭園に建つこの家に、気の合う仲間を招く。

心地よい緑と風を感じながら、丘を登るゲストの楽しみ。

仲間を驚かせたいと、準備で追われる招く者の愉しみ。

そんなストーリーを思いながら飾る事が私のたのしみ。



ブラフ18番館の装飾


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾


林 三智の作品です。

フラワーデザイナー/ 空間プロデュース

文化服装学院卒業後、ファッションコーディネーターとして活動。

ヨーロッパ研修中、1人のフラワーデザイナーと出会い花の素晴らしさを学ぶ。

現在は、ディスプレイ・ブライダル・イベント等、形式にとらわれない独自のスタイルで提案している。


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館の装飾

ブラフ18番館は、大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。

戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。

建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。



ブラフ18番館の装飾


ブラフ18番館の装飾



ブラフ18番館


平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。

館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。

平成5年から一般公開されています。


ブラフ18番館


外交官の家


外交官の家の装飾



外交官の家の装飾

外交官の家

外交官の家のテーマは「麗しきバラの館」です。


作品のコンセプトは

古き良き佇まいや生活を感じさせる外交官の家。

その館を素敵な香りを漂わせるクラシックなオールドローズで艶やか且つスタイリッシュに演出。

ノスタルジックとモダンスタイルとの融合により見るものを未知なる神秘的な世界へと誘います。


外交官の家の装飾



外交官の家の装飾



外交官の家の装飾

丹羽 英之の作品です。

フラワーアーティスト/空間デザイナー。

JFTD学園日本フラワーカレッジ卒業。

株式会社花門フラワーゲート入社後、フロレアルチーフデザイナーに就任。

現在では同社内に、
Hideyuki Niwa Design Officeを立ち上げ、花の装飾だけでなく、空間デザインも含めたアートディレクションを中心に活動中。


国際フローラルアート【INTERNATIONAL FLORAL ART12/13】(ベルギー)にて最優秀ゴールドリーフ賞受賞。

一般社団法人日本生花通信配達協会主催ジャパンカップ2013にて優勝・内閣総理大臣賞受賞。その他受賞歴多数。

自身のアートワークでは、2012年9月に東京丸の内にて個展「Hideyuki NIWA Contemporary Floral Art」を開催。

2013年2月には作品集【Hideyuki Niwa Japanese Contemporary Floral Art】を発売。


外交官の家の装飾



外交官の家の装飾



外交官の家の装飾



外交官の家の装飾

外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。

木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。

平成9年(1997年)に、横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。

そして同年、国の重要文化財に指定されました。



外交官の家の装飾


室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。

寝室から続く八角形のサンルームは、陽子夫人がプライベートルームとして使っていました。

陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームは西洋館に共通の特徴的な部屋といえます。

屋外に出る扉もなく、室内というよりも屋外として捉えられていたようです。


外交官の家の装飾



外交官の家の装飾


外交官の家の装飾

アクセス
山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分

入館料
花と器のハーモニーは全館無料です。



外交官の家


関連するホームページ

 横浜市緑の協会


ネットの友人サチさんが素晴らしいスライドショーを作成して下さいました。

2013花と器のハーモニーのスライドショー


 花と器のハーモニーその2へ


 花と器のハーモニーその3へ



       風来坊


外交官の家


目次  TOP HOME