散策スポット・横浜

散策スポット目次

HOME

前ページ

次ページ

花と器のハーモニー2013 その3 (H25.6.1)

山手234番館


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾

山手234番館

山手234番館のテーマは「〜海風に誘われて〜」です。


作品のコンセプトは

山手の歴史ある館の中で日本の伝統ある絹織物の帯、そして明治期に横浜港から輸出されたであろう漆器、陶磁器を使って、花々と器が一体化する美しさ、艶やかさ、珍しさを醸し出します。

海からの煌めき光る風に誘われて、初夏を感じ緑あふれるテーブル、和モダンアートの世界へとご案内いたします。


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾

山本 修子の作品です。

いけばな作家/フラワーアーティス//アクセントグリーン・ギャラリー杜代表。

神奈川県華道連盟理事・デパートや催事の飾花を担当する中、現代におけるいけばなのパブリック性を中心に活動する。

個展・グループ展を多く手掛ける。

帯アートと花のコラボレーションを創案し、「帯アートと花」(学研)出版。



山手234番館の装飾


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾


山手234番館は、昭和2年頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、民間業者によって建設されました。

関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89−6番館(現在のえの木てい)も設計した朝香吉蔵です。


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾

建設当初の施設は、4つの同一形式の住宅が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なる構成になっていました。

また、各住戸の3LDKの間取りは、合理的かつコンパクトにまとめられ、往時の「モダン」な生活様式が伺えます。


また、洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓やよろい戸、煙突などが、簡素な仕様で採用されており、震災後の洋風住宅意匠の典型といえます。



山手234番館の装飾


山手234番館の装飾


平成元年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得しました。平成9年から保全改修工事を行い、平成11年から一般公開しています。

1階は山手の総合案内所になっており、山手の移り変わりの資料などが展示されております。

2階は展示や会議に使用されています。横浜市認定歴史的建造物に指定されております。


山手234番館


横浜イギリス館


横浜イギリス館の装飾



横浜イギリス館の装飾



横浜イギリス館の装飾

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館のテーマは「GREEN HOTEL」です。


作品のコンセプトは

植物の宿泊


西澤力、小野真理の作品です。

西澤

フローリスト/ 空間プロデュース

横浜市中区住吉町に「BALANCE FLOWER SHOP」を構える。

誠文堂新光社「フローリスト」主催フローリストレビュー2012優勝他、

フラワーデザインコンペテション受賞歴多数。国内外でのデモストレーション。


横浜イギリス館の装飾



横浜イギリス館の装飾

小野 真理

テーブルコーディネーター/日本パーティースタイリスト協会認定講師。

アパレル会社でブランドの企画・マーケティングを担当。在籍中より色に興味を持ち、カラーコーディネート・パーソナルカラー・カラーセラピーを学ぶ。

退職後は、フードコーディネーター資格を取得し、インターネット・レストラン検索サイト「ぐるなび」で、レシピページのコンテンツ企画と運営に携わる。



横浜イギリス館の装飾


その後、テーブルコーディネートを学び、レストランやカフェのテーブルコーディネートの提案にも携わる。

またテーブルコーディネートに関わる中で、人が色から抱くイメージを具現化する手法に興味を持ち、日本カラーデザイン研究所のカラー&イメージエキスパート養成講座を終了。
同講座にてアシスタントも務める。

ワールドサービスのコーディネーターとして全国の有名ホテル・式場のwedding partyのトータルコーディネート提案やテーブルクロスなどオリジナル商品アイテムの開発に携わる一方、食空間演出・パーティ演出などを中心に活動中。


横浜イギリス館の装飾



横浜イギリス館の装飾

横浜市イギリス館は、昭和12年に英国総領事公邸として現在地に建てられました。

鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模は、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けされていました。

玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージY世の時代)や、正面脇の銅板(British  Consular  Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しています。

昭和44年(1969年)に横浜市が取得し、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されています。


平成2年に横浜市指定文化財に指定されました。

平成14年にリニューアルを行い資料展示室等が設けられ、一般見学できるようになりました。

建物の周りにはローズガーデンも整備され、バラの季節には特に美しい景観が楽しめます。


横浜イギリス館の装飾


山手111番館


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

山手111番館

山手111番館のテーマは「おもてなしのこころ 〜愛する横浜へようこそ〜」です。


作品のコンセプトは

異国情緒とロマンティックな歴史が流れる海の街横浜と、初夏の花で美しく彩られた山手の丘をイメージした2つのテーブルで、お越しくださる皆様をお迎え致します。

生花の瑞々しさとプリザーブドフラワーの美しく微妙な色合いを組み合わせ、私たち3人が世界で磨いてきたセンスで歴史ある山手111番館を装飾いたします。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

那須井綾子、千葉陽子、張替良子の作品です。

那須井綾子

料理研究家・日本ソムリエ協会ソムリエ

横浜にてフランス料理教室「レ・キュイジニエール」を主宰。

国際線乗務の経験を活かし、フランス料理の他ワイン・世界の食文化・テーブルコーディネートの分野で講師・執筆・企業へのレシピ・テーブルスタイリング提供を行う。



山手111番館の装飾


山手111番館の装飾


千葉陽子

フラワーアーティスト。

航空会社勤務を経て装花の世界へ。

イベント、ウェディング、パーティ等の装花に携わる傍ら、フラワーアレンジメント、菓子、料理等ライフスタイル全般に関わる教室を運営し豊かな食シーンを提案する。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

張替 良子

プリザーブドフラワーアーティスト。

有明にてプリザーブドフラワーサロン「Harry's Salon」を主宰。

世界をフライトして培ったセンスをもとにウェディング、ギフト商品の企画、テーブルコーディネート等、花のある食空間をトータルプロデュースする。



山手111番館の装飾


山手111番館は、大正15年(1926年)アメリカ人 J.. ラフィン氏の住宅として現在地に建てられました。

ワシン坂通りに面した広い芝生を前庭とし、ローズガーデンを見下ろす建物は、ベーリック・ホールを設計したJ.H.モーガン氏です。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

大正9年(1920年)に来日したモーガンは、横浜を中心に数多くの作品を残していますが、山手111番館は彼の代表作の一つと言えるものです。

赤い瓦屋根に白壁の建物は地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟作りです。

創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。


横浜市は、平成8年(1996年)に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、改修工事をおこない平成11年(1999年)から一般公開しています。

館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配し、設計者モーガンに関する展示等も行っています。

ローズガーデンから入る地階部分は、喫茶スペースとして利用されています。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分

入館料

花と器のハーモニーは全館無料です。


関連するホームページ

 横浜市緑の協会


ネットの友人サチさんが素晴らしいスライドショーを作成して下さいました。

2013花と器のハーモニーのスライドショー



 花と器のハーモニーその1へ


 花と器のハーモニーその2へ



         風来坊


山手111番館


目次  TOP HOME