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チェコ共和国のクリスマス
エリスマン邸は、「チェコ共和国のクリスマス」で、「聖ミクラーシュの日を祝う」がテーマです。
チェコの子どもたちが代々楽しんできた、聖ミクラーシュの日。 聖ミクラーシュと天使、悪魔の仮装行列。 子供たちへのプレゼント。 祝宴!
エリスマン邸は、大正15年(1926年)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として山手町127番地に建てられました。 木造2階建ての白く美しい洋館は、「近代建築の父、」といわれるチェコ出身のアントニン・レーモンドの設計です。
昭和57年にマンション建築のため解体されましたが、平成2年に現在の地に再現されました。 1階各室には、レーモンドの設計した家具が復元展示され、2階には写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。 横浜市認定歴史的建造物に指定されております。 木立に囲まれた眺めのよい喫茶室があります。
エリスマン邸
フィリピンのクリスマス
山手234番館は、「フィリピンのクリスマス」で、テーマは「クリスマス、もっと楽しいフィリピン」です。
一番長い(9月〜1月)クリスマスを楽しむ国フィリピン。 フィリピン独自の飾りパロール(ランタン)はどこの家庭にも飾られます。 温かい家庭のクリスマスを山手234番館に再現します。
山手234番館は、昭和2年頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、民間業者によって建設されました。 関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89−6番館(現在のえの木てい)も設計した朝香吉蔵です。
建設当初の施設は、4つの同一形式の住宅が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なる構成になっていました。 また、各住戸の3LDKの間取りは、合理的かつコンパクトにまとめられ、往時の「モダン」な生活様式が伺えます。 また、洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓やよろい戸、煙突などが、簡素な仕様で採用されており、震災後の洋風住宅意匠の典型といえます。
ポテトプリントで彩る☆静寂なるクリスマス☆
平成元年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得しました。 平成9年から保全改修工事を行い、平成11年から一般公開しています。 1階は山手の総合案内所になっており、山手の移り変わりの資料などが展示されております。 2階は展示や会議に使用されています。 横浜市認定歴史的建造物に指定されております。
今年は、2階の展示室では中野チエ子の、「ポテトプリントで彩る☆静寂なるクリスマス☆」の展示が行われていました。
オランダ王国のクリスマス
ベーリック・ホールは、「オランダ王国のクリスマス」で、テーマは「フラワーパワーで楽しむオランダのクリスマス」です。
オランダではクリスマスが一年で一番大事なファミリータイムです。 寒くて暗い冬のオランダ。温かい色を使ったデザインでクリスマスを彩り、フラワーパワーでハッピーなファミリークリスマス!
ベーリック・ホール(旧ベーリック邸)は、旧山手居留地の中心部、エリスマン邸のすぐ隣りに建つ、明るいベージュ色の外壁をした大きな西洋館です。 横浜山手に現存する山手外国人住宅の中で、もっとも規模が大きく、建築的にも内容が充実した横浜山手を代表する歴史的建造物です。
昭和5年(1930年)、イギリス人貿易商B.R.ベーリック氏の邸宅として、アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計により建造されました。 600坪の敷地に建つベーリック・ホールは、木造2階建て、地下部分は鉄筋コンクリート造りで、スパニッシュ・スタイルを基調にしてデザインされています。
東西に長い敷地にあわせて建物も東西に長い形をしており、前面の南側には庭が広がっています。 平成13年(2001年)、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14年(2002年)7月から建物と庭園を公開しています。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 世界のクリスマスは全館無料です。
ベーリック・ホール
関連するホームページ 横浜山手西洋館 世界のクリスマスその1(山手111番館、横浜市イギリス館)へ 世界のクリスマスその3(山手68番館、ブラフ18番館、外交官の家、)へ 風来坊