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長谷寺のあじさい (H27.6.20)


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

長谷寺は正式な名称を「海光山慈照院長谷寺」と号しています。

天平8年(736年)開創という鎌倉でも有数の古刹です。

開山は徳道上人、開基は藤原鎌足の孫にあたる藤原房前です。


本尊である十一面観音菩薩は、養老5年(721年)に徳道上人の本願によって、一本の楠の霊木から刻出された2体の観音像のうちの一つといわれています。

残る一体は大和の長谷寺の本尊です。

古来より板東三十三観音の第4番霊場として民衆の信仰をあつめ、「長谷観音」の通称で親しまれる尊像は総高9.18mあり、日本最大級の木彫観音だそうです。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

長谷寺は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに境内地が分かれています。

入山口でもある下境内は、妙智池と放生池の2つの池が配置され、その周囲を散策できる回遊式庭園となっております。

あじさいの時期には花菖蒲が出迎えてくれます。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


上の境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂をはじめ、主要な諸堂宇が建ち並ぶほか、鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路:アジサイの径(こみち)」があり、鎌倉でも有数の景勝地となっています。

この眺望散策路の周辺には約40種、約2500株のあじさいが群生しており、梅雨の季節には眺望はもとより「アジサイの径(こみち)」として、あじさいを楽しみながら散策できるようになっています。


アガパンサス



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



渦あじさい

今年のあじさいの開花は、気象庁観測史上2番目の早さということでしたが、なかなか鎌倉にあじさいを見に行く機会がなく、6月20日にやっと出かけることができました。

紫陽花の時期の鎌倉は、大変な混雑になりますので、平日はお勧めですが、今年は土曜日となってしまいました。

例年は成就院の紫陽花を見た後に、長谷寺を訪ねますが、成就院は参道の改修工事のため今年から3年間、紫陽花の時期に開放されないとのことで、最初に長谷寺を訪ねました。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


長谷寺は8時開門ですが、開門の15分前に到着したところ、すでに50mほどの行列ができていました。これでは切符を購入するのも大変だなと思ったところ、すでに切符を購入した方の行列ということで、いきなりパンチを食らった感じでした。

長谷寺は8時10分前に開門になりましたが、入門寺に整理券を手渡されました。

早朝からの整理券発行にびっくりしましたが、「あじさいの小径」に到着したところ、風来坊のもらった整理番号はそのまま、入ることができました。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

しかしながら「あじさいの小径」は、皆さん写真を取りながら進みますので、早朝から大混雑です。

ということで、今年は人の写っていない写真は殆どありません(笑)

今年は雨が少なかったということもあり、残念ながらあじさいはすでに見頃を過ぎつつありました。



長谷寺のあじさい


鎌倉のあじさいは人気が高く、見頃の時期は大変な混雑となり、長谷寺や明月院は入場制限のため1時間待ち、2時間待ちの状況になります。

長谷寺では、入り口で整理券が配布され、「アジサイの径」の入口で整理券のチェックがあります。

この場所からあじさいの小径の入り口までの間に、整列待ちする柵が設けられています。


長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい

8時30分頃にあじさいの小径から出てきたところ、この柵の場所に100名程度の行列ができていてびっくりでした。

さすが人気の長谷寺です。

長谷寺では、「あじさいの径」の入り口付近には、珍しいあじさいがたくさん並べられており、あじさいを観賞しながら待つことができるようになっています。

やはり長谷寺は早朝に訪ねないと随分待たされそうです。



長谷寺のあじさい



長谷寺のあじさい


アクセス(長谷寺)

江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分。

入山料:300円

駐車場

駐車料金は30分。300円です(予約はできません)。


長谷寺のあじさい



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