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西ロウバイ園からの展望
宝登山(ほどさん)は、埼玉県秩父郡長瀞町にある標高497.1mの山で、山麓には宝登山神社があります。 宝登山に架設されている宝登山ロープウェイは、山麓駅から山頂駅までの全長832mを約5分で結んでいます。
2台のゴンドラ(50人乗り)が、山頂駅と山麓駅をつるべ式に往復する四線交走式システムで運転しています。 ゴンドラにつけられた「ばんび号」と「もんきー号」の名前の由来は、宝登山小動物公園の人気者、ニホンザルとシカにちなんだ名前とのことです。
宝登山ロープウェイ山麓駅
宝登山ロープウェイ山頂駅周辺には、ロウバイ、梅、ツツジ、シャクナゲ、冬桜など四季折々の花が植栽されています。 宝登山の山頂一帯にあるロウバイ園には、「素心」「和臘梅」「満月」の3種類のロウバイが、約15000平方メートルの敷地に約3000本植栽されています。
各所にあるロウバイ園と比べて、宝登山頂のロウバイ園の特徴は、関東一のロケーションです。 晴れた日には山頂から、眼下に広がる秩父の町並みや、秩父のシンボル「武甲山」、鋸状の山容をした「両神山」などを一望でき、ロウバイの濃厚な甘い香りとともに素晴らしいロケーションを楽しむことができます。
宝登山ロープウェイ
宝登山ロープウェイ山頂駅付近からの展望
東ロウバイ園
ロウバイは、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、1月から2月にかけて黄色い花を付けます。 花の香りは強い花です。 漢字で「蝋梅」と書くため、梅の一種と誤解されやすいですが、バラ科の梅とは無関係です。
早春のまだ寒さの厳しい頃、他の花に先立って、蜜蝋に似た黄色のかわいい花を、葉の出る前の枝に多数つけます。 花弁が蝋のようであり、かつ朧月(旧暦12月)に咲くことから、蝋梅という名前が付いたとのことです。
東ロウバイ園からの展望
宝登山のロウバイ園は東ロウバイ園と西ロウバイ園に分かれています。 宝登山ロープウェイの山頂駅に近いのが東ロウバイ園で、東ロウバイ園の坂道を登った上方にあるのが西ロウバイ園です。 2月4日の開花情報では、西園見頃です(8分咲き)、東園見頃になりました(6分咲き)となっており、西ロウバイ園の開花が進んでいるようです。
西ロウバイ園
2月7日に訪ねたところ、東ロウバイ園は見頃を迎えていましたが、まだ蕾も多く8分咲きという感じでした。 坂道を登って西ロウバイ園に到着すると、そこには満開のロウバイ園が広がっていました。 この日は天候も良く、前方には秩父の山々が連なっており、眼下には秩父の街並みを展望することができました。 さすが関東一のロケーションと宣伝しているだけのことはありました。
この日は始発のロープウェイで登りましたので、当初は人の数も少なかったですが、30分後には広いロウバイ園の遊歩道は多くの見学者で賑わっていました。 ロウバイを楽しんだ後、ロープウェイ山麓駅に降りてくると、多くの人が登山服装で次々と宝登山目指して登っていました。
この付近の人は元気だなあ〜と思っていたところ、この日は「宝登山ロウバイハイキング」のイベントが開催されており、そのイベントへの参加者でした。 そういえば、風来坊も1月31日の「宝登山ロウバイ鑑賞ハイキング」のイベントに参加予定でしたが、所要があって取り止め、本日イベントとは関係なしに訪ねたのでした。 イベントのチェック不足だったようです。
西ロウバイ園からの展望 中央は武甲山
西ロウバイ園 右端は両神山
両神山
長瀞町では、1月24日(土)〜2月15日(日)の間、長瀞ロウバイ祭りが開催されています。 長瀞ロウバイ祭り期間中には、各種イベントが行われますが、メインイベントは「長瀞宝登山ロウバイハイキング」です。 長瀞駅から宝登山山頂までのハイキングで、歩行距離は約8Km、所要時間約2時間20分です。
宝登山ろうばい鑑賞ハイキング 1月31日(土)に開催される、JR東日本と秩父鉄道共催による駅からハイキングのイベントです。 宝登山ろうばいハイキング 2月1日〜2月15日の間開催される、東武・西武・秩父鉄道共催によるハイキングイベントです。
宝登山ロウバイ園までのアクセス 秩父鉄道長瀞駅から 徒歩で60分:ハイキングコース利用 徒歩+ロープウェイで25分:長瀞駅からロープウェイ山麓駅まで15分、ロープウェイ5分、山頂駅からロウバイ園まで5分 (ロープウェイ 大人480円、子供240円/片道)
宝登山神社 奥宮
駐車場 320台駐車可能な大型駐車場を完備しています 普通車500円 関連のホームページ 長瀞宝登山臘梅園 風来坊
宝登山山頂