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笠間つつじまつり (H27.4.29)


笠間つつじ公園 山頂からの展望



笠間つつじ公園 山頂からの展望



笠間つつじ公園 山頂からの展望

4月4日にJR東日本のイベント「駅からハイキング」に参加して笠間を訪ねたときに、笠間のつつじまつりのパンフレットが配られており、つつじで有名なことを知りました。

また、インターネットの友人から「笠間のつつじは素晴らしいです」とのメッセージをいただき、今年は「休日お出かけパス」を利用して、笠間のつつじを見に行こうと密かに狙っていました。



笠間つつじ公園 山頂からの展望



笠間つつじ公園 山頂からの展望



笠間つつじ公園 山頂からの展望


昭和41年(1966年)に観光開発の一端として、「昭和42年度から5カ年計画で富士山(ふじやま)を「つつじ公園」として造成し、市民の憩いの場とするとともに、春の観光資源とする」という計画が立てられました。

昭和42年、整備に着手し富士山に1000株のつつじを植え、さらに市民の協力を得て「つつじ一株寄付運動」によってつつじが植えられました。

昭和42年から「つつじまつり」が開催され、昭和45年には佐伯山の桜とつつじで「花まつり」が開催されました。


笠間つつじ公園 山頂からの展望



笠間つつじ公園 山頂付近のつつじ



笠間つつじ公園 山頂付近のつつじ



笠間つつじ公園 山頂付近のつつじ

5カ年計画の最終年度の昭和46年(1971年)に、第1回目の「笠間つつじまつり」として、市内各社中の協力による野点、笠間焼の展示販売、つつじ苗木の即売、写真撮影大会などを盛り込んで開催されました。

「かさま観光大使」の前身である「つつじ娘」も誕生しています。



笠間つつじ公園 山頂付近のつつじ


昭和57年(1982年)には、つつじまつり期間中の5月1日から3日まで、芸術の村広場で「陶炎祭(ひまつり)」が開催され、以後、笠間の春を代表する2大イベントとして、多くの観光客が訪れています。

市民によるつつじ一株運動により始まった「笠間つつじまつり」は今年で44回目を迎えます。


笠間つつじ公園 山頂付近のつつじ



笠間つつじ公園 山頂付近の展望



笠間つつじ公園 山頂の展望台

標高143m、7ヘクタールの笠間つつじ公園には、霧島、久留米、やまつつじ、大柴など25品種8500株が山一面に植えられています。

見頃となるゴールデンウィークには、小高い山が真っ赤に染まり、山頂からの眺めは実に素晴らしいものがあります。



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道


第44回笠間つつじまつりは、4月18日(土)から5月10日(日)の間、開催されました。

つつじまつり開催期間中は、山社中(裏千家)、村上社中(表千家)及び原田社中(表千家)による野点、和太鼓、お囃子、事などの演奏、大道芸、バルーンアートなどのイベントが開催されます。


笠間つつじ公園 第2ゲート



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道

笠間つつじまつりの期間中は、開花情報が毎日提供されます。

つつじまつり初日の4月18日には、「本日よりいよいよ笠間つつじまつりが幕開け!

まだ1分咲きです。つつじが見頃になるまで無料開放中なので、散策を兼ねてご来場下さい」との情報でした。



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道


4月25日には「本日も晴天に恵まれたため開花が進み、5分咲きとなりました。特に第一料金所側のつつじは、見ごろを迎えているものも多くあります。天気予報によると、しばらく晴天が続く予定ですので、きれいな景色を楽しんでいただけると思います。本日より、通常料金 大人500円となります。」との情報でした。


笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ

4月28日には「連日の晴天のおかげで、ついにつつじの見頃を迎えました。全体として遅咲きを除き、ほぼ満開の状態となっております。明日以降、休祝日には催事も行われます。ちなみに明日は野点、大道芸が催されます。真っ赤に彩られた笠間つつじ公園にぜひお越しください!」との情報でした。

この情報を見て、休日お出かけパスを利用できる、4月29日に出かけることにしました。



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ


笠間つつじ公園には笠間駅から歩いて行くことができますが、小山からの電車の中で知り合った方から、丁度の時間にバスがあると教えて下さいました。

このため、今回は笠間駅からバスを利用して「日動美術館入り口」で下車し、そこから歩きました。

バスには満員状態でしたが、「日動美術館入り口」で下車したのは、バス便を教えてくれた夫妻を含めて5人程度で、他の方たちはつつじではなく「笠間の陶炎祭(ひまつり)」を見に行かれたようです。


笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道

「日動美術館入り口」から案内板に沿って緩やかな上り坂を5分ほど進むと「第1ゲート」入口方面の案内板があります。

ここからは山頂まで徒歩約15分とのことですが、いきなり階段が続いているようでしたので、パスして、そのまま道なりに緩やかな坂道を進みました。

約15分で「第2ゲート」です。第2ゲートから山頂までは約10分です。


第2ゲートの周囲はつつじに覆われており、第2ゲートを入ると上り坂に沿ってつつじが見事に咲き誇っています。

左右のつつじを眺めながら約10分で頂上です。

頂上に到着すると、山の反対側斜面のつつじを見下ろすことになります。

それまでつつじを見上げながら歩いてきた状況とは景観が一変します。

頂上からは本当に素晴らしい景観を楽しむことができました。


笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ

帰路は登ったとは反対側の斜面を降りて、第1ゲートから帰路につきました。

第1ゲートは階段や急な斜面が多く、つつじ山公園は第2ゲートから入るのが正解のようです。

つつじを楽しんだ後、バスで笠間芸術の森公園の「笠間の陶炎祭(ひまつり)」を見に行くことにしました。



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ


「笠間つつじまつり」と平行して開催される「笠間の陶炎祭(ひまつり)」は、開催期間が長くなり、毎年4月29日〜5月5日の間、笠間芸術の森公園イベント広場で開催されます。

200軒以上の陶芸家・窯元・地元販売店などが、広大で緑豊かな笠間芸術の森公園イベント広場に集い、個性豊かな店作りと作品でお客様を迎えるという、他に類を見ない陶器の祭典です。


笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ

昭和57年(1982年)に個人作家、製陶所、販売店の垣根を越えて有志が集まり出展者36名でスタートしました。

現在の笠間焼があるのは、基礎を築いた先輩達あってのこと。先達への感謝を込めた 「陶祖祭」の意味合いも強く、第一回陶炎祭のメインイベントは、延命地蔵菩薩像の野焼きだったとのことです。



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道


当時の発起人たちは、焼物屋の地位向上、笠間の知名度アップ等々、忘年会の飲み屋で練ったプランを大義名分掲げて「やろうと思ったことはなんでもやった」「労力を惜しまずガムシャラに始った」のが陶炎祭で、「文化祭みたいでとにかく面白かった!」と口々に語るとのことです。

今回は残念ながら、陶炎祭会場の写真はありません。


笠間つつじ公園 第2ゲート側斜面のつつじ



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道



笠間つつじ公園 第2ゲートからの登り道


関連のホームページ


 笠間つつじまつり


 笠間の陶炎祭



笠間の陶炎祭(ひまつり)



入園料


 500円


 JR「駅からハイキング」証明書があれば100円割引です。



      風来坊


笠間の陶炎祭と笠間観光大使


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