浦上天主堂の北西400mほどのところに、永井隆記念館と如己堂があります。
戦後の日本の歌謡曲で大ヒットした「長崎の鐘」。現在でも長崎では観光バスガイドが歌ったり、観光スポットで静かに流されたりしています。
この「長崎の鐘」は、長崎での被爆体験を基に書いた永井博士のベストセラー「長崎の鐘」をモチーフに作られたもので、昭和25年には映画化もされました。
この名著を残し、日本全国に平和を訴え続けた永井博士。医学博士であるとともに敬虔なカトリック信徒だった氏は、長年取り組んでいた放射線研究・診療で被爆前にすでに白血病を患い、余命3年の宣告を受けていました。
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