中華街の四方にそびえる色鮮やかな中華門は、新地中華街商店街振興組合の人たちが横浜・神戸と並ぶ中華街に発展するよう願いを込めて、本場中国福州市から資材を取り寄せ、職人を招いて築造したものです。東、北、南門は高さ、幅とも9メートル。西門は高さ9メートル幅4メートル、屋根瓦は中国製で、昭和61年4月に完成しました。
各門は正確に東西南北を示す方角に位置しています。これは、古代中国の地相占い風水に基づくものです。銅座川に面する北の玄武門は水を呼び込むとされ、湊公園へと開かれた南の朱雀門は火を呼び込むとされています。そして鬼門の北東には、華僑の菩堤寺である崇福寺があり、邪気を封じています。
門の裏側には東門では青龍、西門は白虎、北門は玄武(亀と蛇)、南門は朱雀と門を守る神が彫られています。
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