クラス会の3日目は、福江港9時20分発のジェットホイール「べがさす」に乗船し、海上から五島列島の島並を眺めながら、上五島の奈良尾港を経由して11時10分に長崎港に到着しました。長崎港到着でクラス会は終了し、以後は、自由散策となり、風来坊は龍馬ゆかりの地を巡ることにしました。
幕末に長崎を舞台に活躍した著名人は数多くいますが、なかでも幕末の志士・坂本龍馬はその代表格です。
坂本龍馬が長崎を訪れたのは元治元年(1864年)2月です。翌年、風頭山北麓に日本初の貿易会社であり、海援隊の前身でもある亀山社中を設立しました。しかし、数年後、志半ばで龍馬は凶刃に斃されてしまいました。その夢の名残というべき足跡が風頭の一帯に残っています。
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