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国立劇場の桜 (H27.3.27)


神代曙



神代曙



神代曙

国立劇場では、観劇以外のお客様にも国立劇場をより身近に親しんでいただこうという趣旨で、3月27日(金)から4月5日(日)の間、「国立劇場さくらまつり」が開催されていました。

国立劇場の前庭には、駿河桜、駿河小町、小松乙女、神代曙、仙台屋などの珍しい桜が植えられており、毎年見事な花をつけ、隠れた桜の名所として、訪れる人々の目を楽しませています。



神代曙



神代曙


桜まつりの期間中は、床机と野点傘を並べたお休み処が用意されており、12時から3時の間は、お菓子とほうじ茶の無料サービスが行われています。

また、さくらまつりの会場では、駿河小町に苗木の販売も行われていました。

さらに、伝統芸能情報館では、企画展示「文楽入門」も行われています。


神代曙



神代曙



神代曙



神代曙

国立劇場の周辺には千鳥ヶ淵などの桜の名所が数多くあり、今年も「千代田さくらまつり」が3月27日(金)から4月5日(日)の間、開催されましたが、「国立劇場さくらまつり」もこのイベントに合わせて開催されているものです。

「千代田さくら祭り」の公式ガイドブックに、「千代田 新・花の道」として5つのルートが紹介されています。



神代曙


神代曙



小松乙女



小松乙女


ルート4が「千鳥ヶ淵・国立劇場ルート」で、そのコースは「九段下駅1番出口→千鳥ヶ淵緑道→千鳥ヶ淵公園→国立劇場→日枝神社→ゴール(永田町駅・赤坂見附駅8番出口)となっています。

こうしたこともあって、近年は国立劇場を訪れる人も増えています。


小松乙女



小松乙女



小松乙女



小松乙女

神代曙

神代植物公園で栽培されている桜です。

ソメイヨシノよりもひときわ鮮やかな紅色の花をつけ、ピンクの濃淡が印象的です。


駿河桜

文部科学省三島遺伝学研究所でつくられた桜です。白い大輪の花をつけ、しだいに紅が差し香ります。



駿河桜の実生



駿河桜の実生


小松乙女

上野公園の小松宮像の近くにある桜を増やしたものです。ソメイヨシノよりもやや小ぶりの江戸彼岸系の桜です。


仙台屋

高知市内の仙台屋という店の庭にあった桜で、植物学者牧野富太郎博士が命名したといわれています。博士の出身地高知県佐川町の牧野公園、高知市五台山の牧野植物園、東京都練馬区の牧野記念庭園に植えられています。ソメイヨシノよりも数日遅く開花するヤマザクラ系の桜です。

平成18年2月国立劇場開場40周年記念樹として3本植栽しました。


駿河桜の実生



駿河桜の実生


駿河桜の実生



仙台屋



仙台屋

駿河桜の実生

駿河小町と同様に、駿河桜の種から芽生えた桜を育てました。こちらは白い花をつけます。


稚木(わかき)の桜

高知県佐川町の山林に自生が見られましたが、現在野生種は絶滅したといわれています。高木にならないことから、稚木の桜と名付けられました。


関連のホームページ

 国立劇場さくらまつり

 国立劇場



アクセス

東京メトロ半蔵門線半蔵門駅から徒歩5分。
東急メトロ永田町駅から徒歩10分


        風来坊


稚木の桜



稚木の桜


稚木の桜


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