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浅草ほおずき市 (H27.7.10)


浅草雷門



仲見世は朝から大変な賑わい 最近は外人が多いです



浅草は大変な賑わいです



雷門の正式名称です

東京・下町の夏の風物詩「ほおずき市」が、浅草寺(せんそうじ)境内で、例年7月9日、10日の2日間開催されます。

浅草寺境内には都内や茨城県などの園芸農家から続々と植木鉢が運び込まれ、約120軒のほおづきの露店で賑わいます。

そして、賑やかな呼び声は夜を徹して浅草の夜空にこだまします。



浅草は大変な人出です



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


東京・下町の夏の風物詩「ほおずき市」が、浅草寺(せんそうじ)境内で、例年7月9日、10日の2日間開催されます。

浅草寺境内には都内や茨城県などの園芸農家から続々と植木鉢が運び込まれ、約120軒のほおづきの露店で賑わいます。

そして、賑やかな呼び声は夜を徹して浅草の夜空にこだまします。


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市

なかでも7月10日の功徳は千日分と最も多く、「千日詣」と呼ばれていましたが、浅草寺では享保年間(1716年〜36年)頃より「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は46,000日分(約126年分)に相当するといわれるようになりました。

この数については「米一升分の米粒の数が46,000粒にあたり、一升と人間の一生をかけた」など諸説があり、定説はないとのことです。



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


四万六千日の功徳日は7月10日ですが、この10日を待って一番乗りをしたいという民衆心理から、前日の9日から多くの人出があったようで、7月9日、10日の両日が、四万六千日のご縁日と受け止められるようになりました。

また、この両日には「ほおずき市」が「四万六千日」のご縁日にちなんで開かれます。


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



丹波ほおずき

そもそもほおずき市は、芝の愛宕神社の縁日に始まり、「ほおずきを水で鵜呑みにすると、大人は癪を切り、子どもは虫の気を去る」といわれるなど薬草として評判であったようです。

その愛宕神社の縁日は観音さまの功徳日にならい四万六千日と呼んでいたのですが、やがて「四万六千日ならば浅草寺が本家本元」とされ、ほおずきの市が浅草寺境内にも立つようになり、かえって愛宕神社をしのぎ盛大になったと伝えられています。



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


一方、江戸の昔、落雷のあった農家で「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが無事であったことから、文化年間(1804年〜18年)以後に「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになりました。

ところが明治初年に不作が原因で赤とうもろこしの出店ができなかったことから、人々の要望により「四万六千日」のご縁日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになり、今日に至っています。


千成ほおずき



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市

2日間で60万人の人手があるといわれるほおずき市です。

ほおずき市は朝8時頃から夜9時頃まで開催されますので、仲見世通りは朝から夜遅くまで大変な賑わいになります。

今年は木曜日、金曜日の平日の開催となりましたが、初日は生憎雨だったため、2日目の7月10日に訪ねました。



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


今年は7月に入ってからは雨続きで、この日が7月で初めての晴でした。

朝早くから燦々と陽が降り注ぎ、久し振りの夏日でした、

10時少し前に会場に到着しましたが、ほおずき市会場はすでに大勢の人出に賑わっていました。

また、それぞれの露店の前では、ほおずき鉢を片手に、ほおづき娘たちの呼び込みも始まっており、会場は活況を呈していました。


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



ほおずきの花

ほおずき市では、「丹波ほおずき」「千成ほおずき」の2種類のほおづきが販売されております。

「千成ほおずき」は、この2日間を目指して江戸川区で栽培されますが、天候に左右されるため、栽培は大変難しいそうです。

「丹波ほおずき」はその大半が茨城県三和町で生産されているそうです。



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


かつては薬用で実の青い「千成ほおずき」が殆どでしたが、現在では観賞用で実の赤い「丹波ほおずき」が主流になっています。

しかし今年は千成ほおずきを随分多く見かけました。

ほおずきの値段は、風鈴付きで2000円〜2500円です。

ほおずき市では2日間で約10万鉢のほおずきが販売されるそうです。


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市

ほおずき

ほおずきは枝にぶら下がっている実の中に、球形の「ほんとの実」があります。

子供の頃、この実の中身を楊子などで掻き出して皮だけにしたものを、口に含んで鳴らして遊んだ人も多いかと思います。

ほおずきという名前は、「ほほずき」(頬突き)の意で、子供が口にして鳴らす頬の様子からという説もあります。



浅草寺ほおずき市


浅草寺ほおずき市


また、昔の方言で「オホ」という名前の亀虫がつきやすかったことから「オホヅキ」となり、それがしだいに「ホオズキ」になった、という説もあるようです。

「鬼灯」:この漢字を読むことができますか。ほおずきだそうです。

「鬼燈」、「酸漿」とも書くようで、いずれも読むのが難しい漢字です・・・・・・


浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市



浅草寺ほおずき市


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