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昭和記念公園の夏の花 その1 (H27.6.29&7.14)


青菱紅蓮



輪王蓮



白玉蓮

昭和記念公園では7月18日(土)〜9月6日(日)の間、「サマーフェスティバル2015」が開催されています。

サマーフェスティバルのマインイベントはレインボープールです。

首都圏最大級の6万3千平方メートルに、9つのプール(水面積12560平方メートル、東京ドームの約1.4倍)を擁する本格的なレジャープールです。



秋水長天



秋水長天


また、広大な昭和記念公園内にあるという利点を生かし、プールと一緒に公園内も利用することができる仕組みになっています。

プールへの再入場は当日限り何回でもフリーということで、総延長14Kmのサイクリング、5万1千平方メートルの池でのボート遊び、ディスクゴルフやバーベキューガーデンでのバーベキューなど、園内の様々な施設も利用可能です。


嬌(ひょうきょう)



翠徴夕照



暁色雲間



紅黄蝶

レインボープール以外のイベントの一つに「昭和記念公園を彩る夏の花」があります。

夏の花のイベントのメインは「サギソウまつり」ですが、サギソウ以外にもハス、ひまわり、ユリ、ナツズイセン、サルスベリ、レンゲショウマなどいろいろな花を楽しむことができます。



明光蓮



紅辺白椀蓮


今年もさざなみ広場でハスの展示が行われていました。

この花ハスの展示は、昭和記念公園が種の保存を目的として東京大学から譲り受けて管理している約100品種の花ハスを水鳥の池の傍に展示をして、水辺に咲く夏の花の涼感を楽しんでいただこうとするものです。

今年の展示期間は、7月上旬〜7月下旬です。


洪湖紅蓮



西湖紅蓮



西湖紅蓮



南さんのハス

蓮はスイレン科の水生の多年草で、原産地はインドです。日本には中国を経由して伝わりました。

蓮は「蜂巣(はちす)」の略です。

実の入った花床(花中央の黄色部分)は、たくさんの穴があいていて、蜂の巣に似ていることから名付けられました。

漢字の「蓮」は漢名からで、種子が連なってつくことからといわれています。



露華濃



粉楼台


蓮は、インド、スリランカ、ベトナムなどアジアの多くの国の国花となっています。

仏教では、西方浄土の極楽は、神聖な蓮の池、と信じられているため、寺の境内にハス池をつくって植えるようになりました。

また多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にもその形がよく使われています。

古代エジプトで神聖視されたのは蓮ではなく熱帯睡蓮です。


粉川台



小酔仙



桃紅宿雨



碧血丹心

夏の朝に水面まで花茎を立てて開花します。

朝早く開き午後3時頃には、花を閉じます。

花の開閉は3回繰り返し、4日目には花びらが散ってしまいます。



小三色蓮



素白蓮


このように、ハスの花の開花期間は4日間と短く、品種によって開花時期が異なるため、どの品種のハスに巡り会えるかは時の運という感じです。

今年は花の開花が早いことから、6月29日に訪ねたところ、すでに蓮の展示が行われており、随分多くの品種の蓮に出会うことができました。

昨年よりも2週間程度早い感じです。


西光寺白蓮



大酒錦



杏花春雨



紅君子蓮

次に7月14日訪ねましたが、すでに開花の最盛期は過ぎた感じでしたが、それでも10種類程度の蓮に出会うことができました。



小寿星



小寿星


アクセス

西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分

立川口 JR中央線立川駅から徒歩15分

このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。


入園料

大人(高校生以上)410円
小・中学生80円


紅君子蓮



碧血丹心



寿星桃



紅黄蝶


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関連のホームページ


 国営昭和記念公園



   風来坊


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