伊豆稲取では、昭和30年初め頃まではつるし飾りを飾ってある家庭を数多く見かけましたが、近年は作品を作ることができる人が少なくなり、家庭でもあまり見かけることができなくなりつつありました。
近隣の町では、このつるし飾りを飾る風習がなく、稲取独自の美しい風習と思われるということで、是非この伝統を後生に残したいと、地元の稲取婦人会の皆さんが平成5年・6年度に婦人会のクラブ活動の一環として復刻し、11月には町民文化祭に百飾りを展示し、さらに発展させ、任期終了後には14名の有志とともに雛の会を発足させました。
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