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大岡川の桜 その1 (H27.4.2)


大岡川河口付近



大岡川河口付近の桜



大岡川の桜

大岡川は、横浜市磯子区の円海山近辺を源流とし、港南区→南区→中区を流れ、みなとみらい21地区で東京湾に注ぐ、全長15kmの横浜市内で2番目の河川です。

昭和40年頃までは大岡川の水を利用して多くの捺染工場が立ち並び、横浜名産のスカーフ等を川で染めている光景もよく見られたそうです。



大岡川の桜



大岡川の桜


高度成長期になると、工場排水の垂れ流しや生活排水によって川からは魚が姿を消し、どぶ川になってしまいました。

その後、下水道の整備や市民の川の環境保全活動により、川はよみがえりつつあり、現在は、水質も綺麗になり魚、鳥など多くの生き物を見ることが出来るようになっています。


ランドマークタワー



大岡川の桜



大岡川の桜



行き交う遊覧船

大岡川には中区、南区をあわせると、約800本の桜が植えられています。

大岡川の桜は、中区と南区とに大きく区分され、桜まつりも別個に開催されています。

中区開催が「大岡川桜まつり」、南区開催が「南区桜まつり」です。

エリア的には蒔田公園よりも上流と下流に区分できるようです。



大岡川の桜と京浜急行



大岡川の桜


今年は桜の開花が早く、横浜では3月23日に開花宣言、3月31日に満開宣言がありました。

4月は天候の悪い日が多かったですが、幸い4月2日に三ツ池公園に引き続いて大岡川を訪ねることができました。

今年は久し振りに、桜木町から上流に向かって進むことにしましたが、桜木町に到着したのが11時30分と遅かったことから、メインの南区のエリアは逆光となってしまいました。上流から下流に向かって進むべきでした。


大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜

大岡川の河口付近は桜木町駅前の大きな道路が交差しているエリアであり、また大きな高層ビルも建ち並んでいて、桜を見かけることはできません。

河口から300mほど上流の桜川橋付近に桜が植えられていますが、数本であり、本格的な桜並木は都橋から上流となります。



大岡川の桜



大岡川の桜


都橋は横浜道に架かっている橋で、都橋から上流に向かって右側が野毛の商店街です。

また、上流に向かって右側には、都橋から宮川橋までの大岡川の緩やかなカーブに沿って湾曲したビルが建っています。

都橋商店街です。

商店街といっても八百屋、肉屋、雑貨屋などがあるのではなく、2階建ての飲食店ビルです。


大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜

この付近は露天商の多かったところで、昭和39年(1964年)東京オリンピック開催に伴い、野毛本通りの街並みを美しくするために、露店、屋台を収納して出来たのが都橋商店街です。長屋風の飲み屋街で、「ハーモニカ横丁」の愛称でも親しまれています。

宮川橋の上流に架かっているのが長者橋です。

都橋から長者橋までは、桜並木は川の片側のみで、しかも時々途切れる状況です。

長者橋から上流は川の両側に桜並木が連なっています。



大岡川の桜



大岡川の桜


長者橋は京浜急行日ノ出町駅の少し下流に架かっている橋です。

この長者橋の少し上流から、京浜急行南太田駅の近くにある山王橋までは、大岡川に沿って京浜急行が走っております。

京浜急行の車窓から眺めることができる桜並木は、大岡川の中区の桜です。


大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜

長者橋から上流に向かって旭橋、黄金橋、末吉橋、太田橋と続いていますが、長者橋から末吉橋までの間は、横浜のシンボルの一つであるランドマークタワーを楽しむことができるスポットでした。

しかしながら、近年、大岡川の桜とランドマークタワーを見通せる線上に多くのビルが建ち、景観がイマイチの感じとなりました。

太田橋の上流の栄橋が京浜急行黄金町駅のすぐ傍となります。



大岡川の桜



大岡川の桜


長者橋から上流に向かって旭橋、黄金橋、末吉橋、太田橋と続いていますが、長者橋から末吉橋までの間は、横浜のシンボルの一つであるランドマークタワーを楽しむことができるスポットでした。

しかしながら、近年、大岡川の桜とランドマークタワーを見通せる線上に多くのビルが建ち、景観がイマイチの感じとなりました。

太田橋の上流の栄橋が京浜急行黄金町駅のすぐ傍となります。


大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜

「大岡川桜まつり」は横浜市中区の大岡川流域の10商店会と10町会及び人と企業など約200団体が一体となって「地域の発展と交流、そして川や約800本の桜並木等の自然と共生するまちづくり」を目指し、区民と行政とのパートナーシップによる河川の親水・遊水化の実現化と川を生かした街の景観美の創出を図るため毎年桜の開花に合わせて「光と水と音のハーモニー」をキー・コンセプトに開催されています。



大岡川の桜



大岡川の桜


このイベントは、平成5年7月に「大岡川フラワーフェスティバル」を日ノ出町町内会が開催したことを機に、始まりました。

毎年新しく参加する団体と地区を迎え、わが街と隣人を慈しむ『場』を創り、共に『事』を起こし、その『心』の喜びの繰り返しが毎年着実に「花と水と緑と共感するまちづくり構想」を前進させ『共感ネットワーク』を構築するというもので、地域の夢実現共感事業とのことです。


大岡川の桜



大岡川の桜



大岡川の桜

会場は大岡川に架かる桜川橋〜栄橋の9橋間の川面と両岸及び福富町西公園で、毎年3月下旬から4月中旬の桜の開花時期に開催されます。

今年は4月4日(土)、5日(日)に第23回「大岡川桜まつり」が開催されました。



大岡川の桜


アクセス

南区の桜

下流の桜橋はJR桜木町駅から徒歩5分

上流域は京浜急行日ノ出町駅、黄金町駅、南太田駅からそれぞれ徒歩1分



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      風来坊


大岡川の桜


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