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横浜イングリッシュガーデンのバラ
横浜イングリッシュガーデンは、バラを中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木が数多く育てられています。 横浜イングリッシュガーデンには、珍しい「品種もの」の植物が揃っており、バラだけでも1200品種、1700株が育てられています。
人気の品種はもとより、本で見ただけで他ではまだ見ることが出来ない海外の品種、今日では既に苗が生産されなくなってきている古来の名花なども見ることができます。 古今東西の名花を揃えた、まさにバラの世界を網羅したガーデンということができます。
また、バラが咲き誇る中、さまざまな宿根草や球根植物・樹木との混植を楽しむことができます。 バラを中心として、クレマチスやシャクヤク、ラベンダーやナデシコ、ライムリーフやシルバーリーフの植物など、植物一つ一つから、その組合せ、風景を楽しむことができるお庭です。
横浜イングリッシュガーデンのバラの咲き始めは、4月下旬です。 ゴールデンウィーク明けから5月中旬・下旬が一番多くの品種を見ることができます。 また、全長50m以上あるローズアーチは5月中中・下旬が見頃とのことです。 6月に入ると、バラとアジサイの競演があり、そして6月中旬にはバラの2番花が咲き2度目のピークを迎えるとのことです。
横浜イングリッシュガーデンには、3000品種以上の植物が植えられています。 植物の植えられている庭は、いくつかに区分され、カラースキーム(色彩計画)に基づき、それぞれの庭をテーマやカラーごとに見ることができます。 これも横浜イングリッシュガーデンの大きな特徴ということができます。
ローズ&クレマチスガーデン ワイン・レッドやパープル、ダーク・マルーンのバラを主役に、パープルやダーク・レッドのクレマチス、ブロンズ・リーフの植物を組み合わせたシックな印象のガーデンです。 ここに植栽されているバラの多くは、素晴らしいダマスク系の香りを放ちます。 代表的なバラは、ラプソディー・イン・ブルーやベルベティ・トワイライト、真夜です。
ローズ&ペレニアルガーデン 白バラを主役に、白色の宿根草、白斑入りの植物を組み合わせたピュアな印象のガーデンです。 ここでは純白、象牙色、酔白、青白など植物の持つ様々な白を楽しむことができます。 代表的なバラは、パーパ・ジョン・ポールUやプリンセス・オブ・ウェールズです。
ローズ&ハーブガーデン 淡いピンクやマウヴ・カラーのバラを主役に、ピンクや青、紫色などのハーブ、ライム・リーフの植物などを組み合わせた明るくポップな印象のガーデンです。 ここではバラだけではなく、ハーブの香りも楽しむことができます。 代表的なバラはアイズ・フォー・ユーやファースト・キッス、たそがれです。
ローズ&グラスガーデン アプリコットやブロンズ、ブラウンのバラを主役に、オーナメンタル・グラスやブルー・リーフの植物を組み合わせたアンティークな印象のガーデンです。 ここに植栽されているバラの多くは、スパイス系やティー系の香りを放ちます。 代表的なバラはクリーム・カラメルや真宙、禅です。
ローズ&シュラブガーデン 黄色、オレンジ、ラヴェンダー色など7色のバラを主役に、灌木や大型宿根草を組み合わせたスケール感のあるガーデンです。 ここでははゆったりと散策しながら、バラや季節の花々を楽しむことができ、中でもアジサイのコレクションは首都圏随一のものになるとのことです。 代表的なバラは、横浜にちなんだローズ・ヨコハマやハマミライです。 サクラの横浜緋桜やシャクナゲの平野白など横浜市内で誕生した植物や、テッポウユリなど横浜の園芸史に関わる植物も植栽されています。
5月12日にホームページの友人から、横浜イングリッシュガーデンのバラ情報が届けられました。 「手入れが行き届いていて良かったです」「アクセスは相鉄線平沼橋から徒歩7〜8分です」とのことでした。 5月13日に横浜のバラ巡りをする予定でしたので、早速横浜イングリッシュガーデンのホームページをチェックしたところ、次のような開花情報が掲載さえていました。
5月5日 バラ3分咲きです。今年は例年よりも1週間ほど開花が早いです。 5月9日 バラが5割以上咲いてきました。 5月12日 ピークを迎えました。 今が一番多くの品種をご覧いただけます。
まさにグッドタイミングでした。 5月13日に山下公園、港の見える丘公園ローズガーデンのバラを見た後、横浜イングリッシュガーデンを訪ねました。 見頃のバラに出会うことができました。 ローズトンネルは蕾が多いなと思っていたところ、5月15日に見頃を迎えたようです。
アクセス 相鉄線平沼橋から徒歩10分 関連のホームページ 横浜イングリッシュガーデン 風来坊