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花と器のハーモニー2015 (H27.6.7&10)

べーリック・ホール


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾


ベーリック・ホール


ベーリック・ホールのテーマは「緑に秘められた花たち」です。



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾


作品のコンセプトは

一見遠くから見るとグリーンの展示だと思うほど葉っぱや枝ものが多く使われているが、近くで見るとビビッドでとても発色の花が待っている。

まるでグリーンが花を隠し守っているかのような世界を展示します。


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾

座間 アキーバの作品です。

座間 アキーバ

東京生まれアメリカ、シアトル育ち。

2008年に帰国後、独学でフラワーデザインを学ぶ。

現在東京白金台にあるフラワーショップLa Vie en Fleurのクリエイティブディレクターを務めている。

フラワーアーティストとしても様々な大規模イベントでの装飾を手掛け、現役のモデルでありながらも、全国でワークショップやデモンストレーションを行っている。



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾


ベーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5年(1930年)に設計されました。

第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31年(1956年)に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12年(2000年)まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。

現存する戦前の山手外国人住宅の中では、最も規模の大きな建物で、設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。モーガンは山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場など数多くの建築を残しています。


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホールの装飾

600坪の敷地に立つべーリック・ホールは、スパニッシュスタイルを基調とし、外観は玄関の3連アーチや、イスラム様式の流れをくむクワットレフォイルと呼ばれる小窓、瓦屋根をもつ煙突など多彩な装飾をつけています。

内部も、広いリビングやパームルーム、和風の食堂、白と黒のタイル張りの床、玄関や階段のアイアンワーク、また子息の部屋の壁はフレスコ技法を用いて復元されているなど、建築学的にも価値のある建物です。



べーリック・ホールの装飾


べーリック・ホールの装飾



べーリック・ホール



べーリック・ホールの装飾


べーリック・ホールの装飾


平成13年(2001年)横浜市は、建物が所在する用地を元町公園の拡張区域として買収するとともに、建物については宗教法人カトリック・マリア会から寄付を受け、復元・改修等の工事を経て、平成14年(2002年)から建物と庭園を公開しています。


べーリック・ホール


山手234番館


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾


山手234番館


山手234番館のテーマは「爽やかな6月のご招待」です。



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾


作品のコンセプトは

6月新緑が深くなる爽やかな夏の入り口で、レトロを感じる西洋的な空間の美しさと東洋の趣を感じられる調和を通じて安らぎとくつろぎを感じられる6月のおもてなしの空間へのご招待。


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾

崔 星福の作品です。

崔 星福

Flower Shop Choi Florist
代表、Choi花芸術会会長、韓国ココッジ協会日本東京支部会長、NDF本部講師

韓国出身

日本フラワーデザイン大賞2003「フリーワーク部門」1位、2004年世界ラン展「フラワーデザイン部門」最優秀賞受賞などをはじめ、受賞数多数。

国際symposiumやレッスンなどを行いながら、国内外のデモンストレーション、個人展など作品活動を行っている。



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾


山手234番館は、昭和2年(1927年)頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、現在の敷地に民間業者によって建設されました。

関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89−6番館(現在のえの木てい)も設計した朝香吉蔵です。


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾


山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾



山手234番館の装飾

建設当時の施設は、4つの同一形式の住宅が、中央部分の玄関ポーチを挟んで対称的に向かい合い、上下に重なる構成をもっていました。

各住戸の3LDKの間取りは、合理的かつコンパクトにまとめら、往時の「モダン」な生活様式が窺えます。


また、洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓や鎧戸、煙突なども簡素な仕様で採用され、震災後の洋風住宅の意匠の典型といえます。



山手234番館の装飾


山手234番館の装飾



山手234番館



山手234番館


建築後、第2次世界大戦後の米軍による接収などを経て、昭和50年代頃までアパートメントとして使用されていましたが、平成元年(1989年)に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得しました。

平成9年(1997年)から保全改修工事を行い、平成11年(1999年)から一般公開しています。

1階は再現された居間を中心に山手地区の洋館のパネル展示、2階は貸し出しスペースとして、ギャラリー展示や会議等に使用されています。

横浜市認定歴史的建造物に指定されております。


山手234番館


エリスマン邸


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾


エリスマン邸


エリスマン邸のテーマは、川崎景太の世界「花のメッセージ」です。



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾


作品のコンセプトは

「花は物でなく生きもの」

自分と同じ生きものである花を使ってデザインするということは、植物が持つ特性や特徴を余すところなく観察し、自然界では決して見せてくれなかったであろうその「才能」を、敬意をもって表現するということ。

そうした交流によってこそ、花は知識を超えた感動や喜びを私たちに与えてくれると信じて止まない。


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾

川崎 景太の作品です。

川崎 景太

マミフラワーデザインスクールの主宰を経て、2014年に株式会社ケーションを設立。

現在のフラワーデザイン界におけるリーダーの一人として、久保田一竹や片岡鶴太郎と競演。

また数々のデモンストレーションやハウステンボスでの作品展示、NHK「あさイチ」出演など幅広く活躍。



エリスマン邸の装飾


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾


エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正15年(1926年)に山手町127番地に建てられました。

設計は、「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドです。


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾

当時は木造2階建て、和館つきで建築面積は約81坪。屋根はスレート葺、階上は下見板張り、階下は竪羽目張りの白亜の洋館でした。

煙突、ベランダ、屋根窓、上げ下げ窓、鎧戸といった異人館的要素をもちながら、軒の水平線の強調など、設計者レーモンドの師匠である世界的建築家
F.L.ライトの影響も見られます。



エリスマン邸の装飾


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾


昭和57年(1982年)にマンション建築のため解体されましたが、平成2年(1990年)に元町公園内の現在地(旧山手居留地81番地)に再現されました。

1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームなどがあり、簡潔なデザインを再現しています。

椅子やテーブルなどの家具は、レーモンドが設計したものです。かつて3つの寝室があった2階は、写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。

また、地下ホールは貸し出しスペースとして、昔の厨房部分は、喫茶コーナーとして利用されています。


エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分


入館料

花と器のハーモニーは全館無料です。





エリスマン邸の装飾



エリスマン邸の装飾



関連するホームページ


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