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オーストリアのクリスマス
エリスマン邸は、「オーストリアのクリスマス」です。 オーストリアのクリスマスの特色 クリスマス市があちこちに立ち、とても賑やかになります。街の中心に大きなアドベントクランツが飾られます。 これは、リースを横にして飾り、その上にキャンドルを4本立てたものですが、クリスマスの4週間前から1本ずつ点灯し、クリスマスには4本のキャンドルが点灯します。
展示のコンセプト 「煌めきの花で飾るオーストリアのクリスマス」 スパイスや木の実の香り漂うリースやツリーを飾り、ウィーン、ザルツブルク、インスブルックのクリスマスを演出します。金銀で創る煌めきの花をちりばめたテーブル装飾やインテリア。これは、ハプスブルク帝国の女帝マリアテレジア、その娘としてのマリーアントワネット、皇妃エリザベートをイメージした部屋の演出です。
コーディネーターは、石井万里子(マインシュティール主宰)です。 オーストリアが選定された理由 昨年度の来館者アンケートのリクエストで第3位でした。 エリスマン邸の設計者であるアントニン・レーモンドは、 オーストリア領ボヘミア地方(現チェコ)の生まれです。
エリスマン邸は、大正15年(1926年)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として山手町127番地に建てられました。 木造2階建ての白く美しい洋館は、「近代建築の父、」といわれるチェコ出身のアントニン・レーモンドの設計です。
昭和57年にマンション建築のため解体されましたが、平成2年に現在の地に再現されました。 1階各室には、レーモンドの設計した家具が復元展示され、2階には写真や図面で山手の洋館に関する資料を展示しています。 横浜市認定歴史的建造物に指定されております。 木立に囲まれた眺めのよい喫茶室があります。
エリスマン邸
ドイツのクリスマス
山手234番館は、「ドイツのクリスマス」です。 ドイツのクリスマスの特色 ドイツでは、クリスマス前のアドベントになると大都市だけでも2500以上のクリスマスマーケットが開催されます。また地域ごとに何百年にわたり受け継がれてきた様々なクリスマスの習慣がありますが、どこの家庭もクリスマスは家族や友人と共に過ごします。
展示のコンセプト 伝統的な「ドイツマイスター家族のクリスマス」。ドイツには約170のマイスター資格が存在するそうです。その中のテーブルウェアー、カトラリーを作るマイスター家族のクリスマスを装飾します。
コーディネーターは、松尾洋子(アトリエ ル・レーヴ テーブルコーディネートアカデミー校長)です。 ドイツが選定された理由 昨年度の来館者アンケートのリクエストで第1位でした。 横浜市のパートナー都市のフランクフルト市、姉妹港の ハンブルグ港があることから、ドイツを取り上げます。
テーブルデザイナー展
今年も2階では、日本テーブルデザイナー協会による、テーブルデザイナー展が開催されていました。 テーマは、〜「集」together 〜です。
山手234番館は、昭和2年頃に外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、民間業者によって建設されました。 関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89−6番館(現在のえの木てい)も設計した朝香吉蔵です。
建設当初の施設は、4つの同一形式の住宅が中央の玄関ポーチを挟んで、左右対称に向かい合い、上下に重なる構成になっていました。また、各住戸の3LDKの間取りは、合理的かつコンパクトにまとめられ、往時の「モダン」な生活様式が伺えます。 また、洋風住宅の標準的な要素である上げ下げ窓やよろい戸、煙突などが、簡素な仕様で採用されており、震災後の洋風住宅意匠の典型といえます。
平成元年に横浜市が歴史的景観の保全を目的に取得しました。平成9年から保全改修工事を行い、平成11年から一般公開しています。 1階は山手の総合案内所になっており、山手の移り変わりの資料などが展示されております。2階は展示や会議に使用されています。横浜市認定歴史的建造物に指定されております。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 世界のクリスマスは全館無料です。
関連するホームページ 横浜山手西洋館 世界のクリスマスその1(山手111番館、横浜市イギリス館)へ 世界のクリスマスその3(べーリック・ホール、外交官の家、ブラフ18番館)へ 風来坊
山手234番館