散策スポット・北海道東北

散策スポット目次

HOME

次ページ

東郷寺の枝垂れ桜 (H25.3.21)


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜 メインの樹は見頃過ぎでした

聖将山東郷寺は、もともとは、日露戦争の日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の別荘地でした。

東郷元帥の死後、元帥を慕う人々によって、昭和14年末に、ここに寺が建てられました。


東郷寺は久遠寺を総本山とする日蓮宗のお寺で、開基は東郷元帥です。

副開基は元帥の側近であった子爵小笠原長生海軍中将です。

東郷元帥の別荘の建物は、現在でも残されています。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

京王線多磨霊園駅から南側にある商店街を抜けて、その先の坂を下る途中で右側に大きな山門がそびえ立っています。

そこが聖将山東郷寺です。

京王線多磨霊園駅から徒歩で約5分、駅前の道は東郷寺通りと呼称されています。



東郷寺の枝垂れ桜


東郷寺の山門は、ベネチア国際映画祭など海外で絶賛された、黒澤明監督の名作「羅生門」やそれに続く「美女と盗賊」のモデルになった山門といわれています。

府中崖線の段丘を利用して造られており、手前に急勾配の階段があります。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

門前には枝垂れ桜の大木が5本あり、そのほかに小さな木も数本あります。

東郷寺の枝垂れ桜は、府中市の名木100選に選ばれており、山門とともに、府中を代表する景観の一つとなっています。


枝垂れ桜の傍に次の説明がありました。

『東郷寺の枝垂れ桜は、彼我の差別のない英霊供養を願い建立された当山のために、総本山見延山延暦寺久遠寺境内より苗を移植したものです。

世界の平和を渇望しながら、遠い異国の地に散った若き無名兵士達の御魂が、美しい花となって咲き誇ります。東郷寺世話人』



東郷寺の枝垂れ桜


東郷寺の枝垂れ桜


東郷寺の枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも開花が早く、3月下旬にはほぼ満開になるとのことです。


しかしながら、今年は3月中旬になって初夏〜夏を思わせるような日が続いたため、東京のソメイヨシノは当初予想よりも1週間ほど早い、3月16日に開花しました。

六義園のシダレザクラもこの暑さのため、開花すると数日で見頃を迎えたようです。



東郷寺の枝垂れ桜


例年通り、六義園の枝垂れ桜と同じ3月21日に訪ねました。

東郷寺の枝垂れ桜は木によって開花の時期に若干のズレがあります。

東郷寺に到着してびっくりです。

一番手前の大きなシダレザクラはすでに見頃を過ぎて花が散ってしまっています。


東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺山門



東郷寺の枝垂れ桜



東郷寺の枝垂れ桜

3月19日に関東地方は台風並みの強風が吹いたため、見頃のシダレザクラは風に吹き飛ばされてしまったようです。

しかしながら、残りの4本は見頃でした。

例年4分咲き〜5分咲き程度の右奥のシダレザクラも見頃でした。



アクセス

京王線多磨霊園駅から徒歩5分。



関連するホームページ

 東郷寺


        風来坊


東郷寺の枝垂れ桜


目次  TOP  HOME