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正覚寺のあじさい
港北ニュータウンは、横浜市都筑区茅ヶ崎を中心とするニュータウンです。 かつては港北区、緑区に属していましたが、人口の増加に伴い、1994年に港北ニュータウンを中心とする地域が都筑区として分区されて、現在に至っています。 横浜市の中心部の北北西約12Km、東京都心の南西約25Kmに位置しています。
この港北ニュータウンにあじさいを観賞できる場所が2ヶ所あります。 その一つが、横浜市営地下鉄センター南駅を出て、左方向に遊歩道を5分程進んだところにある正覚寺(天台宗長窪山正覚寺)です。 地元の人には、花の寺、あじさい寺として親しまれています。
正覚寺は港北ニュータウンとして開発された地域の中心部にあり、付近は住宅街になっていますが、山門を潜ると四季を彩る樹木に囲まれた、閑静な佇まいの別世界が拡がっています。 そのまま参道を進むと右手にスイレンが咲いており、その先の右手が本堂です。
ウズアジサイ
ガクアジサイ
ご本尊の虚空蔵菩薩に参拝してから、元の参道に戻って奥に進むと右手に花菖蒲が咲いています。 小さな菖蒲田ですが、その周囲や中間部に散策路が設けられており、間近で花菖蒲を楽しむことができます。
正覚寺のあじさいと花菖蒲
正覚寺の花菖蒲
菖蒲田の周囲にもあじさいが咲いていますが、あじさいのメインは境内の一番奥の左側の斜面です。 斜面一面にあじさいが咲き誇っております。 また、斜面左側に散策路があって、斜面の上に登ることもできます。
見学にくるのは地元の人が主体ですので、比較的空いており、静かな境内をゆっくり鑑賞して廻ることができます。 正覚寺は午前9時から午後5時まで無料で開放されており、あじさい以外にも四季を通じてさまざまな花を楽しむことができます。 この時期には、花菖蒲、スイレン、タイサンボクなどを楽しむことができます。
もう一つは、東方農業専用地区にある「大熊川のアジサイ緑道」です。 東方農業専用地区は、港北ニュータウン計画の一環として、優良な農地を計画的に保全し、積極的に農業の振興を図るために、農業専用地区に指定されているエリアです。 この東方農業専用地区を流れている大熊川の土手に、約700mにわたりあじさいが植えられていますが、今年は生育状態が悪く、残念ながらレポートをお届けできません。
アクセス 横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩5分 駐車場&拝観料 境内に駐車場があります。 拝観料は無料です。
関連のホームページ 正覚寺 風来坊