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府中市郷土の森博物館梅園
府中市郷土の森博物館は、東京都府中市にある、建築物を中心とした野外博物館です。 多摩川の是政緑地に隣接した自然の多い場所にあり、「郷土の森」という愛称で呼ばれています。
府中市郷土の森博物館は、約14ヘクタールの敷地全体で府中の自然、地形、風土の特徴を表現し、その中に昔の農家や町屋、歴史的な建物などを配置することで、野外を含めた「森」全体を博物館として、府中の自然と歴史を紹介する施設です。
府中市郷土の森博物館では、府中市域の明治、大正期の建築物を移築復元して保存しています。 復元は宿場中心部のみならず周辺の農家も復元されており、江戸時代に創建され明治以後に改築された建築もあって、なかなか見応えのある施設になっています。 地域に根ざした復元工事であり、明治村など既存の復元事業と性格を異にしています。
府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それらの市内遺跡からの出土品を展示しています。 昔の生活道具や農耕道具の展示と、各種の体験イベントを通じて、当時の民俗を後世に伝えていこうとしています。
郷土の森博物館は、博物館本館、プラネタリウム、復元建築物、公園からなっています。 博物館本館は、「郷土の森」の中心施設で、府中の歴史・民俗・自然をテーマとした常設展示は、豊富な実物資料のほか、模型や映像を通じて、府中を知る「情報の蔵」の役割を果たしています。
府中市郷土の森博物館の敷地内には、早咲きから遅咲きまで約60種、1100本の梅が植えられています。 広い梅園にはいくつかの散策路が設けられており、梅を楽しみながら梅園内を散策できる形となっています。
梅園では多くの品種の梅を見ることができますが、ここの梅園の特徴として、白加賀、唐梅、豊後、八重野梅、八重寒紅などの代表的な品種の梅が数多く植えられています。 また、梅園以外のエリアにも数多くの梅が植えられています。
また、梅園内南側のエリアには、「ロウバイの小径」が設けられており、早咲きのロウバイを楽しむことができます。 今年は花の開花が早く、3月5日に訪ねたところ、ロウバイはすでに見頃を過ぎていました。
白加賀
豊後
八重寒紅
紅千鳥
小梅
新茶青
今年の梅祭りは2月7日(土)から3月15日(日)まで開催されました。 府中郷土の森博物館の梅は、早咲き(八重野梅、八重寒紅、冬至、白牡丹など)が1割、中咲き(白加賀、新茶青、月影、小梅、唐梅、思いのまま、臥龍梅など)が7割、遅咲き(豊後、紅千鳥、小向など)が2割ということで、「梅が咲き始めました」という情報で訪ねると、園内の梅はほとんど咲いていない状況です。
唐梅
月影
八重野梅
佐橋紅
桜郷
鹿児島紅
月影枝垂れ
府中郷土の森博物館の、梅の全体的な見頃は、平均的に2月下旬とのことですが、もう少し遅い感じです。 府中郷土の森博物館のホームページには「種類と本数の多い、『中咲き』」が満開で、なお且つ『遅咲き』もおよそ五分咲になった時に、『全体的に見頃』とお伝えしています。 一方で梅には『早咲き』から『遅咲き』まで多くの種類があり、咲きはじめから散り際まで様々な見頃があります。皆さんのお好みに合わせて梅の見頃をお楽しみください。」と紹介されています。
玉梅
思いのまま
花香美
小向
雛曇
内裏
今年は全体的な見頃の時期に訪ねようと思い、少し遅めの3月5日に訪ねることにしました。 さすがに早咲きの梅は見頃を過ぎていましたが、全体としては見頃の梅を楽しむことができました。
白牡丹
大湊
古城
塒出錦(とやでにしき)
玉垣枝垂れ
雪月花
南高
道知辺
蝶の羽重ね
稲積
入園料 200円 関連するホームページ 府中市郷土の森博物館 風来坊
長束
稻積
玉英
持田白