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花の丘のコスモス
昭和記念公園では毎年「コスモスまつり」が開催されます。 今年も9月12日(土)から11月3日(火・祝)の間、「コスモスまつり2015」が開催されました。
今年も3個所のエリアに550万本という首都圏最大級のコスモス畑が広がりました。 コスモスは品種によって順次開花していきますので長い期間鑑賞できるようになっています。 また、コスモスまつりの期間中は、土・日・祝を中心にライブや摘み取りなどさまざまなイベントも楽しむことができるようになっています。
今年のコスモスまつりの概要は次のとおりです。 原っぱ東花畑には、リング模様の入る華やかで可愛いコスモス、ハッピーリング約70万本が植えられています。 見頃時期は9月上旬〜10月上旬で、今年最初に見頃を迎えるエリアです。
原っぱ西花畑では、淡い黄色のコスモスが、寒くなるにつれて白から黄色に変化する変わったコスモスを楽しむことができます。 見頃の時期は10月下旬〜11月上旬で、イエローキャンパスほか2種類約80万本が植えられています。
花の丘では、圧巻のコスモス畑ということで、ドワーフセンセーション400万本が植えられています。 見頃の時期は10月上旬〜10月下旬です。
昭和記念公園のコスモスの花畑は、首都圏最大級といわれており、コスモスまつりの期間に55万人を超える見学者が訪れるとのことです。 今年は、昭和記念公園を数回訪ねることができましたので、3個所のコスモスを楽しむことができました。
花の丘(コスモスの丘) 花の丘(コスモスの丘)は、公園北側の丘の斜面に広がる、昭和記念公園で最大のコスモス畑です。 約16,500平方メートルの広大なエリアに400万本のコスモスが植えられています。
今年も北側斜面には植えられてなく、ここ数年は南側斜面のみとなっています。 今年はドワーフセンセーションが植えられています。 花の丘の最大の特徴は、斜面の丘全体がコスモスの花に埋め尽くされることです。
昭和記念公園のホームページの案内では、花の丘のコスモスの見頃は10月上旬〜10月下旬となっていましたが、9月27日に原っぱ東花畑のハッピーリングを見るために訪ねたときに、花の丘に立ち寄ったところすでに2分咲き〜3分咲きの状況でした。 そろそろ見頃かなと思って10月9日に訪ねたところ、相変わらず2分咲き〜3分咲きで、すでに枯れた花もあり9月27日よりも咲き具合が悪い状況でした。
コスモスのお世話をされている係の方に訪ねたところ、「このところ寒い日が多かったために開花が遅れている感じです。今年から品種を変えたのが影響しているのかもしれません」とのことでした。 10月19日に原っぱ西花畑の黄色のコスモスを見に行った際に、花の丘を訪ねたところ、今回は8分咲きの状況でした。 すでに枯れている花も多かったですが、一番良い時期に見に来た感じでした。花の見頃の時期に訪ねるのは本当に難しいということを実感しました。
花の丘にはいくつかの散策路が設けられており、さまざまな角度から斜面に広がるコスモスを楽しむことができます。 近年は散策路の数も増え、散策路をゆっくりと歩きながらコスモスを楽しむことができるようになっています。 10月19日は快晴でしたので、数年ぶりに青空に映えるコスモスを楽しむことができました。
コスモスは、8枚の舌状花中央部で盛り上がった黄色い筒状花からなるキク科の非耐寒性一年草です。 サクラ(サクラ)を代表的な春の花とすると、コスモスは秋の代表花ということで、漢字では「秋桜」と書きます。 筒状花が終わると、種子ができて地面に落ち繁殖します。
コスモスの原産地はメキシコの高原地帯です。 18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、ギリシャ語のKosmosという名前が付けられました。 ギリシャ語でコスモスとは、秩序、調和、宇宙という意味です。 コスモスの花が調和のとれた花ということからコスモスと名付けられたとのことです。
日本には明治20年頃に渡来したといわれており、明治末期には全国に波及、各地で栽培されるようになったようです。 在来種は白、ピンク、紅の3色で一重ですが、品種改良により多くの新品種が作られています。
アクセス 西立川口 JR青梅線西立川駅から徒歩2分 このほか立川口、昭島口、玉川上水口、砂川口があります。 関連のホームページ 国営昭和記念公園 昭和記念公園のコスモス その2 風来坊