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北山公園菖蒲園
東村山市の北山公園は、狭山丘陵を背景にした自然公園で、新東京百景に選ばれています。 八国山緑地の麓に、東西に拡がる公園で、約3万平方メートルの広さがあります。
豊かな水と緑に囲まれ、初夏には170種類、7千株、10万本の花菖蒲が咲き乱れます。 また、公園内には多くの野草が自生しており、池やその周辺には多くの野鳥が集まり、羽を休める姿を観察することができます。
現在の公園がある土地はもともと水田地帯であり、1970年代前半より不動産業者によって開発が進められていました。 これに対し、東村山市は自然環境保護の観点から、土地を業者から買い戻すなどして用地を確保し、1976年1月に都市計画公園として「北山公園」の設置を決定し、花菖蒲などの植裁を始めました。
北山公園では、1989年に第1回菖蒲祭りが開催され、以後毎年開催されています。 今年も6月9日(土)〜24日(日)の間、菖蒲まつり実行委員会主催で「東村山菖蒲まつり」が開催されております。 今年で24回目を迎えます。
見晴台からの展望
菖蒲祭り開催期間中は、メイン会場の北山公園では、模擬店、見晴台、菖蒲絵葉書販売、QPストラップ販売、写真コンクールなどのイベントが開催されます。 また、土・日には野点お茶席、人力車、観光ガイド、シャトルタクシー、菖蒲ポット販売などのイベントも行われます。 さらに周辺会場では縄文ガイド、花菖蒲鑑賞会、菖蒲まつりセールなどのイベントも開催され、東村山市あげてのイベントという感じです。
台風4号が関東地方に接近するという予報が出ていましたので、台風が来る前が良いと思い18日に急遽訪ねることにしました。 北山公園を訪ねるのは初めて、かつ案内図を見ると駅からの徒歩20分の経路はやや複雑な感じです。
地図を片手に頑張るしかないかなと思っていましたが、西武新宿線東村山駅の西口に出ると、駅前には北山公園花菖蒲園方面の案内板が立っており、かつ北山公園までの道路の要所要所には案内する方もおられて迷うことなく、到着することができました。
メイン会場の北山公園に到着したのが10時20分頃ということもあって、会場内は多くの見学者で賑わっていました。 北山公園の菖蒲園は7千株、10万本の花菖蒲は栽培されているというだけ合って、随分広い菖蒲園です。
この菖蒲園の中に板張りの散策路が縦横に設けられており、身近で花菖蒲を見ることができるようになっています。 また、中央部には周囲を見渡すことができる、観覧施設が設けられています。 さらに、菖蒲まつりの期間には、観覧施設の後方に「見晴台」が設けられており、見晴台に登ると菖蒲園全体を見渡すことができます。
また、菖蒲園の奥の方に進むと小さな池が設けられており、異なった雰囲気で花菖蒲を楽しむことができるような工夫もされています。
北山(愛称募集)
菖蒲園で名前の募集が行われていました。 花菖蒲の傍に、「今年、とても珍しい花菖蒲が咲きました。他のどこでもみられない貴重な花菖蒲です。この「北山スペシャル(仮称)」を菖蒲苑のシンボルとして、多くの、みなさまから愛され、親しまれる愛称を、菖蒲まつり来場者の方々から募集します。来て見て感じて、ご応募ください。」と書かれていました。 どのような愛称がつけられたことでしょう?
三筋の糸
鎌田錦
???
浦安の舞
みちのく黄金
源氏蛍
小町娘
花車
鳳凰冠
清雅
誰が袖
四陪体金星
青柳
かぐや姫
十二単
稲妻
愛知の輝
アクセス 西武新宿線東村山駅から徒歩20分。 シャトルタクシー:東村山駅西口から北山公園までの乗り合いタクシーで料金は100円です。 関連のホームページ 東村山菖蒲まつり 風来坊